B3 東京Uが岡山を81ー78の僅差で下す
プレーオフ進出に向けて、また一歩前進!!

6位・東京Uと7位・岡山がプレーオフ進出目指して、白熱した試合を展開!東京Uのブラ・ブサナ・グロリダが勝利に繋がる13得点を挙げ、MVPを獲得!

 

 

第1Qで体を張ったプレーで11得点を挙げる活躍を見せた東京Uのフォファマ・ママドゥ

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)第21節となる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)とトライフープ岡山(岡山)のGAME1が3日、東京・江東区の有明スポーツセンターで行われ、東京Uが岡山を81―78の僅差で勝利した。

 シーズン終盤を迎え、現在、同リーグ6位の東京Uと、同・7位の岡山との試合は、プレーオフ進出を目指す重要な試合となり、会場試合前から熱気に包まれた。

 東京Uは、第19節(2月17、18日)岩手ビッグブルズと有明アリーナ(サブ)でのホーム試合と、前節(2月24、25日@板橋区小豆沢体育館)アウェーでの横浜エクセレンスと上位チームとの4試合で連敗を喫し、連敗を止めると同時に、岡山との2連戦を勝つことで、早ければプレーオフ進出が決まる大事な一戦にもなった。

 この日の東京Uの選手たちは、通常アウェーで着用する白ベースのユニホームを着用して試合に臨んだ。

 

後半第3Qで最大7点差のリード許す展開の中、効果的なシュートで得点を挙げる東京Uのブラ・ブサナ・グロリダ

 

 試合は、第1Qから東京Uのオフェンス、ディフェンスが上手くはまり、フォファナ・ママドゥが11得点を挙げる活躍で25―10と大きくリードを広げた。

 しかし、第2Qに入ると、ディフェンスにミスも目立つ展開となり、岡山に10―24と第1Qと真逆の得点となり、前半を35―34の1点差で終了した。

 ハーフタイム後、第3Qに入ると、両チーム共にプレーオフ進出に向けて、意地のぶつかり合いとなり、東京Uは一時、岡山に7点差のリードを許すものの、ディフェンスを修正。オフェンス面では、上田雅也、新号健が6得点を挙げたほか、ブラ・ブサナ・グロリダの効果的な得点を挙げ、60―57の3点差として試合は、第4Qへ突入した。

 第4Qとなり、両チームのプレーは更にヒートアップし、試合終了まで白熱した展開となったが、81―78の3点差の僅差で東京Uが勝利し、連敗を4でストップさせた。

 

第3Q途中から出場した東京Uのベテラン宮田諭はチームを鼓舞するプレーを見せた

 

 試合後、東京U・早水将希ヘッドコーチは「試合は出だしディフェンスが機能し、リードを奪うことができたんですが、その後、オフェンスのリズムが悪く、相手に走られるシーンが多くなってしまいました。それを後半しっかりと修正してくれたのと、岡山のインサイドの強さって所をチーム全員で協力して守り合ったのが、最後の3点差に繋がったのかと思います。最近、オフェンスの所で60点台で得点が止まっているってシーンが多かったので、そこを今週1週間色々と試行錯誤して練習してきました。久々に80点台に乗ってディフェンスも良いところ悪いところが見えたので、また明日修正して必ず連勝して後半戦残り12試合ですけど、戦っていきたいと思いますので、引き続き応援宜しくお願いします」と、振り返った。

 

 試合後、岡山との白熱した試合を振り返った東京Uの早水将希ヘッドコーチ

 

 あす4日のGAME2に向けて早水HCは「岡山さんとはゲーム差がほぼ無い状態で今節を迎えました。お互いに本当に負けられないという気持ちをコートの中で感じ取っていただけたと思います。明日ももっともっと熱い試合になると思いますし、それと同時にもっと熱い応援を引き続き宜しくお願いします」と、ファンに対して熱いメッセージを送った。

 

 

試合後、MVPを獲得したブラ・ブサナ・グロリダを祝福する宮田諭ら東京Uの選手たち

 

 この日の試合のMVPとなったのは、13得点を挙げ、第3Qのしんどい試合展開の中でシュートをたくさん決めたブラ・ブサナ・グロリダが選ばれた。「試合の入り方は良かったんですが、第2Qの途中で流れをもっていかれてしまったんですが、ハーフタイムの時にチーム内で皆で話し、修正したことで勝利に繋がったと思います。今日の試合は絶対に負けないということを理解していたので、明日も絶対に勝ちますので、応援を宜しくお願いします。GO!GO!UNITED」と、笑顔でコメントした。

 

MVPを獲得したブラ・ブサナ・グロリダはマスコットのユナイトと記念撮影

 

 岡山とのGAME2は、4日(土)14時試合開始で、有明スポーツセンターで行われる。

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