玉手FC
(中河内地区)

 

 

 チームは、1980年頃、玉手小学校の子供たちを中心に活動が始まり、近隣小学校の選手も加え公式戦に参加していたが、体制が整い現在のチーム形態となったのは1994年としている。年中から小学生6年生まで、約50名が所属しており、同小学校のほか、隣接する藤井寺市道明寺東小、南小学校のメンバーが中心で、近年、東大阪など他地区からの入部者も出てきている。近年、サッカー経験のある指導スタッフも充実してきており、練習は、平日は同校体育館で基礎練習をメインに、土曜は玉手小学校グラウンドでフォーメーションやセットプレーなど戦術的な練習を行い、公式戦やカップ戦に備えている。

 

玉手FCのメンバー

 

 チームのコンセプトは『FOR THE TEAM』。塚本一監督は「選手、スタッフ、保護者が同じ目線でサッカーに取り組み。子供たちの成長をチームに関わるすべての人と実感し、喜べるチーム創りをしている。」と話し、また、「まずは挨拶が大事」と話すように、グラウンド入りの際、また監督・コーチとの間に、子供たちの元気な挨拶の声が響き渡る。

 

ランニングでアップする6年生中心のメンバー

 

 6年生を指揮するのは田中翔太コーチで、同クラブの出身者で塚本監督の教え子でもある。「(田中)翔太が入ってくれて、チーム全体にかつての勢いが戻ってきた」と塚本監督が話すように、コーチとして入団後は、SNS開設や、チームスポンサー募集など精力的に行い、チーム力、知名度向上の一役を担っている。もちろん指導についても精力的で、フォーメーション練習の際には、作戦ボードを手に、選手に細かく修正点を指摘するなど、熱く指導している。田中コーチは「DEPO杯(4年生大会)で中央大会に行くことができたが、昨年の5年生時には出場することができなかった。体育館での練習では、徹底的に足元の技術を伸ばしている。メンタル面がまだまだ弱いところがあるので、そこを強化すれば必ずいい結果が出ると思う」と話す。

 

 

6年生を指揮するのは田中翔太コーチ。作戦ボードを手に、選手に指示を送る

 

 チームの主将は高良凛太朗くんで、年長の頃で、「はじめて練習に参加したときに、みんなの雰囲気がよく楽しかったから入団した」と話す。ポジションは主に右サイドバックで、チーム全体を見渡し、ディフェンス力には自信を持っている。好きな選手は遠藤航(リヴァプール)で、「キャンプテンシーが参考になる。もっともっと主将である自分が声を出して、チームを盛り上げたい」と話し、「5年時に、中央大会に行けず悔しいかったが、今年は必ず出たい」と、AQUAチャレンジカップ、そして全日リーグでの飛躍を誓った。

 

 

チームの主将は高良凛太朗くん

 

 

また副主将を務める田中優羽くんは、年長の頃に、父である田中コーチと共にチームに入団。中盤のボランチもしくは、フォワードで起用されることが多く、豊富な運動量で相手から積極的にボールを奪いにいき、ゴールを目指す。将来は、J下部組織入りからのプロ入りを目標に日々練習に精を出している。

 

副主将を務める田中優羽くん

 

 

チーム入団については、インスタグラムで、練習見学や体験入部を随時募集している。

 

チームInstagram:玉手FC