ＮＰＯ法人海さくら、日本財団、プロスポーツクラブチームが共催！年に１回のファン、サポーター、スタッフとのゴミ拾いイベントに５６５人が参加！！

片瀬東浜海岸で行われた「ＬＴＯ ＷＩＮＴＥＲ ＥＶＥＮＴ２０２３」にはプロスポーツクラブチーム１０チームと５６５人が参加した

　第１９４回海さくらゴミ拾い「海と日本プロジェクト ＬＥＡＤＳ ＴＯ ＴＨＥ ＯＣＥＡＮ～海につづくプロジェクト～『ＬＴＯ ＷＩＮＴＥＲ ＥＶＥＮＴ ２０２３』が１２月１６日、神奈川・藤沢市の片瀬東浜海岸で行われた。

強風が吹く中、参加者たちはトングで海岸にあるゴミを拾った

　イベントを主催するＮＰＯ法人海さくらは〝江ノ島の海にタツノオトシゴが帰ってくるくらいに、きれいにしたい！〟という目標を掲げ、２００５年から１８年間にわたり「目指せ！日本一楽しいゴミ拾い！」をモットーに、海や街の様々なクリーン活動を行ってきた。

 「海と日本プロジェクト ＬＥＡＤＳ ＴＯ ＴＨＥ ＯＣＥＡＮ～海につづくプロジェクト～（通称：ＬＴＯ）」は、海さくらと日本財団、プロスポーツクラブチームが共催し「海にゴミは行かせない！」を合言葉に、各リーグのシーズン中、ホームスタジアムやアリーナ周辺で試合前後に定期的に開催しているゴミ拾いイベントだ。

オープニングセレモニー後、ステージ前に揃った各チームのマスコットの撮影会も大人気

　今回イベントには、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、福島ユナイテッドＦＣ、横浜Ｆ・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、カターレ富山、大分トリニータ、ＦＣ琉球、ＹＳＣＣ横浜、横浜エクセレンスのプロサッカー＆バスケットボールの１０チームが参加し、各チームのマスコットも一緒にゴミ拾いを行い、ファンとの交流も楽しんだ。

オープニングセレモニーで挨拶を行うＮＰＯ海さくら 古澤純一郎理事長

　イベントのオープニングセレモニーで、ＮＰＯ法人海さくらの古澤純一郎理事長は「今年最後の海さくらゴミ拾いです。この１年間、スヌーピーと一緒にゴミ拾いを行ったり、色んな挑戦をさせていただきましたが、海をきれいにしよう！と参加してくれた皆さんのおかげだと思います。今回のＬＴＯ（ＬＥＡＤＳ ＴＯ ＴＨＥ ＯＣＥＡＮ）は、海につづくという意味です。街のゴミが海にやってきます。街がきれいにならないと海がきれいになりません。ですかから、スタジアムやアリーナにはたくさんの人が来ますが、そこで、海のゴミは街から来ていますと伝えさせていただき、そして、年に１回だけ、湘南ベルマーレと海さくらと日本財団で始まったこの湘南の地で、皆に集まってもらい海の現状を見てみようというイベントです。これからも各地のスポーツチームの試合前や試合後にゴミ拾いをしていますので、宜しくお願いします」と、イベントの趣旨の説明とともに、ゴミ拾いの大切さを熱い言葉で伝えた。

今年行われた「ＬＴＯ ＷＩＮＴＥＲ ＥＶＥＮＴ２０２３」には５６５人が参加した

参加者全員に配られた「ＬＴＯオリジナルトラッシュバック」を手にゴミ拾いに参加した横浜Ｆ・マリノスの公式チアリーダーズ「Ｔｒｉｃｏｌｏｒｅ Ｍｅｒｍａｉｄｓ」のメンバーたち

湘南ベルマーレのマスコット「キングベルⅠ世」もファンとの交流に貢献

今年も大阪から参加し、人気を博したセレッソ大阪のマスコット「ロビー＆マダム・ロビーナ」

唯一、プロバスケットボールチームの横浜エクセレンスのマスコット「ピック」も子どもたちと一緒にゴミ拾いを行った

◆日本財団「海と日本プロジェクト

◆ＮＰＯ法人海さくら