
ホテルリステル猪苗代を出発する台湾3480自行車隊メンバーたち
台湾・台北市3480地区のロータリークラブの自転車愛好家28人が、サイクリングチーム「3480自行車隊」(代表・謝憶/Carrie Hsieh)を編成し、4月24~28日まで、福島・会津エリアを訪問し、4泊5日のサイクリングツアーを楽しんだ。

ホテルリステル猪苗代に到着した台湾3480自行車隊メンバーを出迎えるAIZU GATE&実行委員会メンバー
台湾で毎月2回のサイクリングツアーを定期的に行っている同車隊は、40~80代の約120人で構成されており、活動は今年で15年目を迎えるという。今回のツアーは、定期的に日本を訪れている日本が大好きなメンバーが、昨年4月の浜通りエリアで行った「桜三昧ツアー」に続いて福島を訪れたのは2回目で、会津エリアの美しい自然と食、そして、地域の人たちとの自転車を通じた交流を積極的に行う「猪苗代・喜多方・会津若松・奥会津の歴史文化と原風景にふれるサイクリングツアー」として行われた。

会津・猪苗代湖付近の原風景を背に疾走する台湾3480自行車隊メンバーたち
24日に仙台空港から福島・会津エリアに到着した28人のメンバーたちを出迎えたのは、一般社団法人AIZU GATE、台湾3480自行車隊in会津実行委員会(代表・大桃英樹、稲村久美)だ。

磐梯山を背に疾走する台湾3480自行車隊メンバーたち
25日(1日目)、スタート地点となったホテルリステル猪苗代では、まだ桜が咲き誇る中、28人は笑顔でスタートを切った。猪苗代湖~観音寺川桜~満天テラス~恋人坂~喜多方ラーメン~大和川酒造~会津若松市内までの約70㌔を走行する中、休憩所では地元の大学生等と交流を図ったほか、喜多方ラーメンを楽しんだり、福島・会津エリアの原風景とともに、食・人との交流を楽しんだ。

アップダウンの多いコースを走り、休憩所の満天テラスでは地元の食を楽しんだ
1日目のゴール地点となった会津若松市内では、台湾からサイクリングツアーに参加した28人との懇親を図る歓迎レセプションが、会津郷土料理が楽しめる「渋川問屋」で行われ、地元の食と日本酒とで活発な交流が行われた。

1日目ゴール後に会津郷土料理を楽しみながら行われた歓迎レセプション(渋川問屋)
続く26日(2日目)は、湯川~坂下~柳津町~道の駅みしま(只見線第一鉄橋)とサイクリングを楽しみ、坂下では地元住民手作りの豚汁などを楽しみ、自転車を通した日本と台湾との交流が至る所で行われた。

2日目の休憩所となった会津坂下町大沢コミセンに到着した台湾3480自行車隊メンバーたち
その後、同車隊メンバーは道の駅みしまで自転車を降り、会津柳津駅からはJR只見線で人気のトロッコ列車「風っこ只見線満喫号」に乗車。社内で会津エリアの風景と、日本酒を楽しみながら、会津若松駅まで電車の旅も楽しんだ。

会津坂下町大沢コミセンでは手作りの豚汁が振舞われた
27日(3日目)は、生憎の雨模様となり、ツアー内容を変更し、会津エリアをバスで移動しながらの観光を楽しみ、最終日(28日)に台湾へ帰国の途についた。

会津坂下町大沢コミセンで台湾3480自行車隊を出迎えた地元住民の方々
同車隊団長の謝憶(Carrie Hsieh)さんは「会津は初めてでしたが、去年は福島の浜通りを走りました。次回会津の景色とか歴史、文化などいろんな所に行けることを楽しみしていました。 昨年、浜通りでサイクリングツアーをして、福島の復興に対して何か力になることができないかと考えた時に、福島を自転車で走ることで、凄く安全できれいだというメッセージを台湾に持ち帰り友達とか、ロータリークラブのメンバーに伝えたいと思いました。福島の会津エリアは綺麗な所がたくさんあって、台湾でも人気がありますし、冬は雪景色も綺麗で、スキーも人気があります」と、今回の福島・会津エリアでのサイクリングツアーを行った思いを伝えた。

今回の福島でのサイクリングツアーを企画した台湾3480自行車隊の団長の謝憶(Carrie Hsieh)さん
続けて「台湾でサイクリングは凄く人気です。普通に走る事もですが、台湾は山が多いので、レースも多くて、最近は中学生の間でも流行っています。今回は台湾から日本に来ましたが、今後、日本の自転車愛好家の方に台湾に来ていただけたら有難いですね」と、自転車を通じた日本と台湾との交流を促進できればと話した。

飯豊山を背に記念撮影を行った台湾3480自行車隊メンバーたち

休憩所で台湾3480自行車隊メンバーのお手伝いなどを行ったAIZU GATE&地元学生たち