季節限定販売された「シロノワール ブラックモンブラン」
全国のコメダ珈琲店で4月26日から佐賀県で誕生し、九州地方で絶大な人気を誇る「ブラックモンブラン」が、シロノワールとコラボした新商品「シロノワール ブラックモンブラン」「クロネージュ ブラックモンブラン」を季節限定で販売を開始した。
「ブラックモンブラン」は、佐賀県発祥で120年以上堅実な発展を続ける老舗菓子メーカーの竹下製菓が、54年間九州地方で愛されるチョコレートバーアイス。あっさりとしたバニラアイスにチョコレートとザクザク食感のクランチがコーティングされ、同社の前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を訪れた時に「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と思ったことからユニークな商品名になった商品だ。
きょう26日から一部店舗を除き季節限定発売される新商品は、ほかほかのデニッシュパンの上に、冷え冷えのソフトクリームをのせたコメダ珈琲店の名物「シロノワール」に、リッチなチョコレートソースをたっぷりとかけ、ザクザクのクランチでデコレーションして仕上げられている。
新商品の発売前日(25日)に都内で行われたメディア向け先行試食会では、コメダの甘利祐一社長と、竹下製菓の竹下真由社長が登壇し、新商品の発売に向けてトークショーを行った。
㈱コメダ代表取締役社長 甘利祐一氏、竹下製菓㈱代表取締役社長 竹下真由氏(写真左から)
コメダの甘利社長はブラックモンブランとコラボした理由について「中期経営計画で『〝くつろぎ〟で人と地域を社会を繋ぐ』をスローガンに掲げており、九州で絶大な人気を誇る素晴らしい商品・企業に出会い、コラボすることで弊社の想いが実現できると感じてお声がけさせていただきました」とコメント。
一方、竹下製菓の竹下社長は「全国で有名なコメダ珈琲店さんとコラボするのは大変嬉しいと同時に、ブラックモンブランで大丈夫なのかという不安やプレッシャーがありました。(完成した商品について)120点の出来栄えで自信作です。元々ブラックモンブランは流通のため、アイスを固い状態で提供していて、一番美味しいタイミングはアイスが柔らかい、出来立ての状態です。今回のコラボで一番やりたかった、最も美味しいタイミングで商品提供が実現できました」と、コメダ珈琲店とコラボして誕生した新商品に笑顔で喜んだ。
今回、全国のコメダ珈琲店(※一部店舗を除く)で発売されるのは「シロノワール ブラックモンブラン」(780~840円/ミニサイズ580~640円)、「クロネージュ ブラックモンブラン」(680~740円)で、価格および販売期間は6月上旬(予定)で、終売時期は店舗に異なる。