著書を手にする「全日本女子チア部☆AJO」リーダーの朝妻久実さん
約13年間、朝チア実施回数は1100回以上!チアリーディングのユニホームを着た女性たちが、ポンポンを持って、毎週木・金曜の朝8時から、新宿や新橋、池袋、桜木町などの駅前で出勤途中のサラリーマンやOLを朝チアとして〝勝手に〟応援してきた「全日本女子チア部☆AJO」のチアリーダーで、同協会の代表理事を務めるフリーアナウンサーの朝妻久実さんが、単行本「誰かをちょっと応援するだけでしあわせになる!」(出版社・アスコム、1430円)を初出版した。
店頭にも並び、早くも注目を集めている
就職活動でアナウンサーを目指して奮闘するも、入社試験で約70社に落ち、やっとの思いでアナウンサーになった朝妻さん。しかし、1年で契約が終了し、その後もオーディションに落ちまくり、身も心もボロボロになった朝妻さんに希望を与えてくれたのが、毎朝、一人で通勤途中の人たちを勝手に応援するチアリーディング「朝チア」だったという。
その後、2010年から朝チアの活動に加わり、現在は「全日本女子チア部☆AJO」のチアリーダーも務め、今年で13年目を迎えた朝妻さんは「応援活動を通して、自分が応援されていることに気づかされます」と、常に初心を忘れる事が無いという。
約13年、通算1100回を超す「朝チア」を行ってきた「全日本女子チア部☆AJO」のメンバーたち
「朝チア」活動で経験した朝妻さんは「心が元気になると、思考が前向きになる。思考が前向きになると、行動も変わる。行動が変わると、人生も未来も変わる」と、崖っぷちにいた自身がたくさんの人と出会う事で多くのことを教えられ「応援のもつ力」を知って、幸運を引き寄せた体験を著書で紹介している。
実は出版にあたって、憧れの松岡修造さんから「本気で誰かを思えば、人生は変えられる!これが応援だ!!」と、著書の推薦コメントが送られ、朝妻さんは「コメントを見るたびに、修造さんも応援してくれているような気持になります」と、感謝の気持ちを伝えた。