東京ニットファッション工業組合(TKF)が「障がい者アートコラボプロジェクト」に参画
第1弾はファッションショー「TOKYO LOVE KNIT」を開催!!

Z世代のインフルエンサー「超十代」の6人のタレントが唯一無二の洋服を艶やかに披露!!

 

Z世代のインフルエンサー「超十代」の6人のタレントたちがファッションショーで唯一無二の服を披露

 

 東京ニットファッション工業組合(東京都墨田区/深澤隆夫理事長、以下TKF)が、障がいのあるアーティストの才能と日本の伝統技術を掛け合わせて、唯一無二のアートとプロダクツを生み出す「障がい者アートコラボプロジェクト」に参画することになった。そのプロジェクト第1弾として、東京・渋谷のTRUNK(HOTEL)CAT STREET MORIで、Z世代のインフルエンサーとしてランウェイに登場するファッションショー「TOKYO LOVE KNIT」を行い、TKF認証企業が障がい者アートを洋服に仕立てた作品を披露した。

 

ファッションショーのトークコーナーで登場したアーティストのカミジョウミカさん(写真前列右)と柴田鋭一さん(同左)

 

 今回のプロジェクトファッションショーは、昨年度同組合の活動として、枠にはまらない才能を秘めたカミジョウミカさん、柴田鋭一さんの2人のアーティストの作品を素に、優れた技能を持つTKF認証企業6社が2次元のアート作品を3次元の洋服に作り替えるという「アートとのモノづくり」といえるコラボレーションとしてスタートした。既成概念を超えたアート作品に認証企業6社がそれぞれインスパイアされ製作された洋服をZ世代のモデルで「超十代」タレントの水野舞菜さん、りゅうとさん、吉田羽花さん、池内なな子さん、植村颯太さん、村山千夏さんの6人が纏い、披露した。

 

超十代の水野舞菜

 

超十代の吉田羽花

 

超十代の池内なな子

 

超十代の村山千夏

 

 19歳の時に、常染色体劣性遺伝性疾患のため入院していた病院の顔をデフォルメし、独学で描き始めたというカミジョウミカさんは「カラフルな空想の世界」と「夢の世界」をテーマに作品を描くアーティストだ。カミジョウミカさんは、ファッションショーで、自身のアート作品で作られた洋服を見ての感想について聞かれると「いつもは平面上の作品でしか自分の作品を発表していませんが、このように福としてデザインされたことがとても嬉しくて、一般の所でも販売されたら良いなぁという夢ができました。ありがとうございます」とコメントした。

 

超十代のりゅうと

 

超十代の植村颯太

 

 続いて、1970年生まれの柴田鋭一さんは、自身にとって作品を描く行為自体が気持ちの良い事であり、落ち着かない時に自らを安定させるものとなっている。永遠の謎である〝せっけんのせ〟を25年以上描き続ける柴田さんは、海外のアートフェアでも注目され、ニューヨークで行われた初個展で作品を完売させたエピソードを持つ。今回のファッションショーで作品が披露されたことに対して、柴田さんが所属する施設「工房集」の担当者は「自分の作品が売れることや展示されることなどに全く興味を示しませんが、柴田さんのお陰で、このような機会に恵まれ、幸せを感じています」と、コメント。

 

☆東京ニットファッション工業組合(TKF)

 

☆TOKYO KNIT ブランド認証制度