優勝賞金1,000万円にUP!TPC第4回大会は岡本詩菜さんが優勝!!

優勝賞金1000万円にUP!国内最大級のポーカーイベント
TPC/トップ・オブ・ポーカー・チャンピオンシップ第4回大会
メイントーナメントは岡本詩菜さんが優勝!

優勝した岡本詩菜さん(写真左から2人目)を祝福する當眞嗣成

 
 
 優勝賞金が1000万円にアップし、賞金総額も2500万円になった国内最大級のポーカーイベント「TPC/トップ・オブ・ポーカーチャンピオンシップ」第4回大会(主催=JPL㈱、運営=㈱TPC実行委員会、後援=スポーツニッポン新聞社)のメイントーナメントDAY3ファイナルが7月18日、大阪・西梅田のTKPガーデンシティ大阪梅田で行われ、岡本詩菜さん(32、ポーカー名=しいな)が初優勝し、優勝賞金1000万円を獲得した。
 

 日本人賞金NO・1プロポーカープレイヤーの「つぐ兄」こと、當眞嗣成がスーパーアドバイザーを務める同大会は、全国から約2万人のプレイヤーがエントリー。サテライトイベントを経て、15、16日に行われたメイントーナメントDAY1に650人が出場し、勝ち上がった80人が17日に行われたDAY2に進出。その後、DAY3ファイナルに出場した9人が熱いゲームを繰り広げる中、岡本さんと同じく初出場の川内隆さん(29、ポーカー名=カワウチ)と約3時間のヘッズアップを制して初優勝した。ポーカー歴2年半という岡本さんは都内の会社で働くOLで、もともとボードゲームが好きで、ゲーム仲間からポーカーに誘われて、ポーカー好きになったという。

 「メイン級の国内イベントで優勝したことがなかったので、(国内では)それを目標にして頑張ってきて、ようやく優勝できて良かったです」と、激戦を制した岡本は笑顔で喜びを伝えた。ポーカーの主戦場は国内に限らず、海外にも広げており「先日もラスベガスに行ってきましたが、良い成績が残せなかったですね。次は8月にEPT(欧州ポーカーツアー)バルセロナに行こうと思っています」と話す。

 将来の目標について聞いてみると「トーナメントが好きで、将来、EPTやWSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)とか、ポーカーの世界的トーナメントに出場して優勝できるようになりたいです。そのためにも頑張ってポーカーの勉強もしていきたいです」と、TPCの優勝をステップにして更なる活躍を誓った。

 

 TPCメイントーナメントDAY3ファイナルテーブルに出場した9選手たち

 

【ファイナルテーブルに出場した選手コメント】

☆第2位:川内明さん(ポーカー名・カワウチ)

 約3時間に渡るヘッズアップで戦いましたが、優勝した岡本さんに「おめでとうございます」と言いたいです。ポーカー歴は約2年。TPCは初出場でしたが、運良くファイナルに出場し、ヘッズアップまで残れて満足しています。岡本さんが一枚上手でしたね。最後は長時間のプレーで疲れてしまい、集中力が切れましたね。次回こそは優勝目指して頑張ります!

 

☆第3位:新ヶ江大樹さん(同・ダイキ)

 実力不足でした。ポーカー歴は約10年、TPCは3回目の出場で、1回目の出場は7位でした。次回はリベンジに向けて頑張ります!

 

☆第4位:井上明さん(同・あきら)

 チップリーダーでファイナルテーブルに残ったが、惜しくも4位となった。「無茶苦茶悔しいです。ただ、他のプレイヤーが上手かったですね。あとは急ぎ過ぎたですね。ポーカー歴は約2年、TPCは3回目の出場で、前回はDAY2で終わりました。ファイナルテーブルに残れたのは、嬉しいですが、普段のプレーが全然できなかったのが、反省ですね。場慣れしていないのが、良い経験となりましたね。次回は今回の経験、反省を生かしてリベンジします」とコメント。

 

☆第5位:小川知哉さん(同・岡山パンピー)

 最後はしゃあないかなって感じで、仕方ないですね。でも、楽しかったです。ポーカー歴は約2年で、TPCには3回目の出場。過去2回はDAY1で終わっていました。今回はたまたま通過してファイナルテーブルに残れて嬉しい反面、悔しいです。次もファイナルテーブルに残れる様に頑張りたいです。

 

☆第6位:當眞嗣成(同・つぐ兄)

 悔しいですね。勝ち切る気満々でいっていたんで、勝てなかったんで、残念です。昨日、良いポーカーができていて、やりたいポーカーをさせてもらって、チップも増やしたんですが、今日はちょっと恵まれなかったですね。

 

☆第7位:豊島明久さん(同・あきまる)

優勝を狙っていたんで、残念です。もう少し上の成績を残したかったですね。TPCは初出場で、次回は是非優勝して、1,000万円を獲りたいです。

 

☆第8位:山東楓さん(同・カエデ)

 悔しいだけですね。1,000万円だけを狙って、第2回大会の時にチップリーダーでファイナルテーブルに残れたんですが、500万をとれなかったんで、リベンジで来たんですが、またも悔しい思いをしました。TPCは毎回出場しています。

 

☆第9位:青木貴矢さん(同:せーや)

 ついてなかったですね。僕より上手いプレイヤーばかりなので、しゃあないです。来年優勝します!大会は初めての出場でしたが、ファイナルまで残れて良い機会になりました。

 

【第4回TPC/トップ・オブ・ポーカーチャンピオンシップ感想】

 大会終了後、イベント企画者の當眞嗣成に話を聞いてみた。

「メイントーナメントで女性が優勝することが中々ないので、とても嬉しいですね。優勝した岡本さんは1人でも海外に遠征したりするプレイヤーで、ぜひ来てほしい!と声を掛けさせていただきました。今回(メイントーナメントの)優勝賞金も1000万円にアップさせていただき、優勝したのが岡本さんだったこともあり、良かったです。

 次回10月に開催を予定している第5回大会については、今大会に獲得賞金34億円超えの世界的プレイヤーのスティーブ・オドワイヤーを招致することができました。スティーブとは海外トーナメントで仲良くしていて、(自分が)今年5月にEPTに行った時に声を掛けさせてもらって、ぜひ行くよ!って言ってくれました。しかし、コロナの影響もあり、現在日本へ渡航するのにはビザが必要なんですね。そうした手続きをしてくれて来てくれたことが本当に嬉しかったし、イベントを盛り上げてくれて本当に有難かったです。次回の第5回大会も更に多くのプレイヤーの方が参加すると思いますし、どんどん強いプレイヤーが集まると思います。会場も今回の1・5倍ぐらいにして皆さんに楽しんでいただきたいです。今後の大会で、世界的なプレイヤーを誘致したいですし、芸能界からもポーカー好きのプレイヤーを招待して開催していきたいですね」

と、TPCの次回大会以降で更なるアップデートを図っていくことを約束した。