日本一のポーカープレイヤーを決定するスポニチ主催「AJPC(全日本ポーカー選手権)2020」メイントーナメントのファイナルが1日、東京・大崎のサミー本社で行われ、吉岡佑馬さん(25)が優勝した。前日行われたDAY―3を勝ち抜いた8人のファイナリストが約6時間に及ぶ白熱したゲームを行い、約3年前から大阪でカジノディーラーをしながら、プレイヤーとしても活躍する吉岡さんメイントーナメントを優勝した。吉岡さんは「苦しい場面が何度もありましたが、ラッキーなこともあり、うまいこと自分のプレーを出せたと思います。ファイナルテーブルに進出できたあたりで、優勝が見えてきたと自分では思います。震えながらうっていましたが、今回のAJPCは楽しめました」と、メイントーナメントを優勝した率直な思いを伝えた。
また、吉岡さんとのヘッズアップの末、惜しくも準優勝となった藤田良尚さんは「大会に出て、ただただ楽しいと大会に出た方がコメントをしていた方が多かったですが、今その時の気持ちがわかりました。最後まで自分のプレーを緊張せずにできたのは湯島のお店でもまれたお陰だと思います」と、笑顔でコメント。
なお、優勝した吉岡さんには来年、米国・ラスベガスで開催予定の世界最大のポーカーイベント「WSOP2021メインシート」とラスベガスホテル宿泊に加え、賞金190万円、優勝ブレスレット、トロフィーのほか、来年開催する「AJPC2021メイントーナメント出場権」が贈られた。
◇AJPCメイントーナメント入賞者は以下のとおり。
優勝=吉岡佑馬、準優勝=藤田良尚、3位=山本佳児、4位=湯浅輝、5位=室山大輔、6位=稀代康平、7位=滝澤亮哉、8位=田尻真紀子、9位=糀谷総一郎、10位=藤本啓吾、11位=劉寛為、12位=高橋真、13位=Berdejo chavez Jean paul、14位=小山藍衣、15位=小野泰輔(※敬称略)