豪快なラスト一発‼  47cmクロダイ

豪華二刀流 自己記録更新も

 

 吉本興業のお笑いコンビ「官兵衛」の伊藤貴之が向かったのは東京湾で、タコ餌木を使ったマダコと、ルアーでクロダイを狙うチニングに挑戦。豪華な二刀流だが、結果はいかに…。

 

ワームを使ったチニングで47㌢のクロダイを釣り上げ自己ベスト更新し、ドヤ顔が止まらない

 

 1投目からきた

 

  夏休みいかがお過ごしでしょうか?行く先々で雨に降られ予定がことごとく白紙になった官兵衛のイトーです。

 

 先日、ガイド船「ゴーゴーガイドサービス」に乗船し、東京湾のマダコ&チニングに行ってきました。イトーがディレクターをやっているYouTube「原西フィッシング倶楽部」のロケでもたびたび使わせていただいているいわばなじみの船。この日はボク1人のぜいたく便です。

 

 笠原亮也船長が「イトーちゃんの好きなマダコから行こうか」と気軽な感じで出船。川崎沖のメジャーなタコポイントは他の船に叩かれていて、どこも乗りは渋そう。案の定20分ほど探るも、ピクリとも反応なし。そんな時、ボクのタコセンサー(ただの勘)が「アッチや」と反応したポイントに移動してもらい、再度タコ餌木をキャスト、シェークシェーク、止める、ズル引き、ヌメ~。ん?フルフッキング!上がってきたのは500グラム前後の食べ頃サイズ。何と1投目でゲット。よし、ここ、いる!

 

 「オレの目利きと腕でスグに釣り上げましたわ」と海のプロである船長にイキり倒し、そこから立て続けに2匹を追加し、あっという間に3匹に。竿を出していた船長が「イトーちゃんうまいね。オレ釣れないよ。どうやって釣ってるの?」と。偉そうに船長に釣り方をレクチャーするイトー。直後に釣れる船長。「ほらね」と調子に乗るイトー。船長が釣ったマダコがかなり小さかったので「イイダコやん」とおちょくるイトー。キャッキャ言いながら、イトーが6匹。船長が4匹。

 

 そうこうしてると、ポツ、ポツ。予報になかった真っ黒の雨雲に囲まれ気付けばザー。ゲリラ豪雨に見舞われる2人。雲から逃れようと羽田沖に逃げる船。結局雲と同じスピードで並走してしまいずぶ濡れに。おとなしくしとけば良かった。雨雲が抜けたと思えば、虹が出てギラギラの太陽。濡らしたり暑くしたり、どないやねん。虹とかどうでもいいくらい蒸された船上は暑かった。

 

 助言聞き入れ…

 

 羽田沖に着いて、2ラウンド目のボトムチニング開始。船長にマダコでマウントを取った勢いで、チニングも先制しようかと勇んだのもつかの間、開始3投目でキビレを釣られてしまい、そこから立て続けに船長が釣る、釣る。ギャフン!船長はやっぱりすげぇや。こてんぱんにやられました。

 

笠原船長にキビレを先に釣られてしまった

 

 終了間近までクロダイが釣れず船長に「どうやったら釣れるの?」と泣きつく始末。完全に立場は逆転。アドバイスを素直に聞き入れ、邪念を捨て謙虚な気持ちで挑んだラスト流し。ワームを海底で小刻みにトントンとバンプさせ、止める。ズル引く。ガツン、きたー!デカいデカい。最後の最後に上がってきたのは何と47センチの良型クロダイ。自己記録更新ですわ。最後に船長から「イトーちゃんが言ってたマダコと、クロダイの誘い方はほぼ一緒やったね」。

 

 ほんまやん!全然気付かなんだわ。

 

 

 ◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。18年に石橋俊春とお笑いコンビ「官兵衛」を結成しデビュー。

 

スポニチ 2023年8月23日