ヒラメ勝負 まさかの逆転負け

「官兵衛」伊藤 下心いっぱい釣りデートの結末は…

 

 吉本興業のお笑いコンビ「官兵衛」の伊藤貴之が、好調が続いている茨城県鹿嶋沖のヒラメに初挑戦した。今回は釣りガールを伴って鹿嶋・清栄丸での“釣りデート”。格好いい姿を見せることができたのか…。

 

 

船長候補生の釣りガールと

 

 今回の同行者は、以前スポニチ主催の釣り大会でボクが表彰式のMCをやった直後、逆ナンしてきた釣りガール・かずみチャン。東京・羽田のガイド船の受付を担当している船長候補生でもあるので「これは仲良くなっといて損はない」と、イヤらしいことを考えて誘いました。午前4時半の冷え込む港に現れたかずみチャンから「私もヒラメ釣り初めて。どうせなら勝負しましょう。負けた方が昼食おごりで」と挑まれた。望むところ。2人でタックルをレンタルして清栄丸に乗船した。

 

お互いのファースト〝ヒラメ〟を披露!ソゲのイトーに対し圧勝するかずみチャン

 

 15分ほど走ってポイントに到着し、すぐに釣りスタート。配られた餌のイワシを弱らせないように、手際よく孫バリに掛ける。不慣れな彼女はイワシを落としたり、ハリに掛けられずに苦戦中。「しめしめ、今のうちに」と心の声ではなく、はっきり本人に聞こえるように伝えて1投目。すると最初にボクに当たりが来たが、残念ながら乗り切らず。かずみチャンには当たりなし。こんな状況が何度か続いた時に、船長がすかさず彼女にアドバイス。それYouTubeで予習したボクが、内緒で実践していた釣り方ですやん。すると、かずみチャンにファーストヒット。釣れたのは45センチ。巻き上げ中にラインを切ってやればよかった…。

 

 

しゃべり全開 罰ゲーム回避

 

 その後、他の同乗者にもヒットが続く。イトーだけ釣れてない。焦る↓当たる↓焦って早合わせ↓スッポ抜けの完全悪循環。かずみチャンが2匹釣った時、ようやくグググと当たり。ググ、まだや、まだやで。グググ、まだ我慢や、ググググン。今だ!竿をあおって釣れたのは25センチのソゲ。小さっ。隣から大笑いする声が聞こえる。打ちひしがれるイトー。すぐに2匹目を掛けたが、20センチとサイズダウン。こっち見て「ドーンマイっ」と言いながら、かずみチャンは3匹目を釣り上げる。

 

かずみチャンは数、型(3・7㌔)でダブル竿頭を獲得

 

 やがて船は良型が狙えるポイントへ移動。港のすぐ目の前で、イトー怒濤(どとう)の快進撃。ポイントに着くやいなやすぐに当たりが。ガツガツ、ガツン、バチン、グン、乗った。めちゃくちゃラインが出される。重い、重い。操舵(そうだ)室から飛び出てきた船長が「今回こそはデカそうだね」。モワ~と上がってきたのは68センチ、3・6キロの座布団。ぼうぜんとするかずみチャンを横目に、ノリノリのイトーは立て続けに4匹目、2キロ超をゲット。気分が良くなり合わせ方など、あれこれアドバイスしていたらかずみチャンが4匹目、5匹目を追加。さらにラスト5分でガツン。なんだかめちゃくちゃデカそう。ラストに釣るんかぇ。とはいえ、こっちは3・6キロやからなと自分に言い聞かせていると、上がったのはこれまた座布団。いい勝負そう。船上で量ってもらうと、船長が「3・7キロ!おめでとう」。ウソみたいにキレイな逆転サヨナラ負け。そのうえ、かずみチャンは6匹に大物と、この日のダブル竿頭になった。

 

 昼食時には罰ゲームの件を忘れさせようと、たくさんしゃべって楽しませ、おごりを免れましたとさ。

 

▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鹿嶋・清栄丸=(電)0299(82)3691。集合時間は午前4時半、乗合料金は餌付き1万3200円。

 

 ◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。18年に石橋俊春と「官兵衛」を結成しデビュー。ANGLERS公認「アングラーズマイスター」。

 

スポニチ2023年12月26日