〝つかみ〟決まった マダコ1㌔

「1投目でまさか」いきなり良型

 

 どーも!お笑いコンビ「官兵衛」伊藤貴之です。今月1日に解禁した東京湾のマダコ釣りに行ってきました!大釣りを期待して深川・吉野屋に駆け込んでみたのですが、どうも“爆沸き”だった昨年とは様相が違うようで。

 

 今季数少なめ

 

 顔見知りの常連さんや船長からも「今日タコ乗るの?大丈夫?」「チャレンジャーだね~」と不安をかき立てるような声がかかる。

 

 それもそのはず。釣果を見ると、昨年のこのタイミングよりは数が出ていないみたい。ただ昨年が特例で数年に一度の“爆沸き”だっただけ。そう自分に言い聞かせて、マダコ船あらためチャレンジャー号に乗船。

 

 左舷ミヨシに鎮座し準備していると「もしかして原西フィッシング倶楽部の伊藤Dですか?」と声をかけてくれる方が。今シーズン既にマダコ釣り2度目の東京都中央区の上野泰路さん(37=自営業)だ。僕が釣り好きの先輩「FUJIWARA」原西孝幸さんたちとやってるYouTube番組の視聴者みたい。「そーすね。伊藤Dです!うっす」とスカしてこなれた返事をしてみる。「すげ。本物だ」と、お連れさんで同区の権藤凜太郎さん(34=歯科医)と顔を見合わせて隣の左舷胴の間に着座。

 

 お互い今季のマダコ情報を交換し合って、ポイントまでの時間を有意義に使う。上野さんは数日前に来た時、5匹釣れたが全てサイズの小さい新子ばかりだったそうな。

 

仲良く釣りを楽しんだ?(右から)権藤さん、上野さん

 

 

 4匹で竿頭に 

 

 今季は数が少なめ。釣れるのは小物ばかり。ただ、たまに超大物が釣れる何ともギャンブル要素のある仕様になっている。

 

 そんな話をしてるとポイントに到着。川崎沖水深5メートル。過酷な釣りを覚悟し1投目。海底にタコ餌木が着く間にリールのドラグをギチギチに強く締めておく。すぐさま着底したタコ餌木をシェークし続け、しばらくして少しズル引き。

 

 ぐぐぐ。ん?ぐぐぐぐ。餌木が何かに引っかかるというか少し持っていかれるような違和感。「1投目でまさか」と思いつつ、念のためフルフッキング!直前にドラグ締めてて良かったー。ふわ。浮いた。重みもズッシリ。「タコ~!」。一番目立つ船首で大声で高橋郷船長にアピール。テンションを緩めないよう、糸を張りながら慎重に巻いてくる。もわぁ~んと海面に浮かび上がってきた魚影はなんと良型のマダコ。

 

1投目で良型を釣り上げたて実力者ぶるイトーだが、実は心臓バクバク

 

 緊張したけど高橋船長の玉網入れを待たずに自分で無理やり抜き上げ!釣れたのは1キロの良型。本当にたまたま。キャストした位置が良かっただけだが、船内の視線を一挙に感じ「まぁ、まずまずスね!うっす」。とあたかも実力のように振る舞い余裕ぶる伊藤D。他のお客さんにも「タコ餌木、ピンクと黄色でした!うっす」とか勝手にアドバイスしてマウントを取る。

 

 内心は(あっぶねー焦ったー。1投目で来るとか聞いてないで)と心臓バクバク。

 

 1投目で良型を仕留めて精神的に楽になり、そこからはもうご機嫌。上野さんにチャンネルの裏話をしたりお互い釣ったら称え合ったりしました。

 

 終盤、この日オデコだった権藤さんが唯一のチャンスでバラした時に「うわー、今のは3キロはありましたよ」「悔しいー!」「いや4キロはあったかも」「もうそんなにいじめないでください!」と和気あいあいのやりとりを船上で楽しみました。

 

 気付けば少ないながらも4匹を釣り上げ、竿頭になっていました。視聴者さんに何とか良いところ見せられてイイカンジヤナ~!

 

実は1匹目のマダコ、お仲間を食べながら上がってきたみたい

 

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船時間は午前7時。乗合料金は1万1000円。女性・高校生8500円。マアジ船、タチウオ船なども出船中。

 

 ◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。2018年に石橋俊春と「官兵衛」を結成。吉本興業所属。

 

スポニチ2026年6月17日