ショウサイフグ自己最多30匹

6匹→7匹→17匹・・・4度目の釣戦も尻上がり

 

 吉本興業のお笑いコンビ「官兵衛」の伊藤貴之が挑んだのはカットウ釣りのショウサイフグ。茨城県大洗・弘清丸に乗り込んだ。

 

35㌢超の大型も交じった

 

アオヤギ、赤貝 3種の餌チョイス

 

 6、7、17…これ、何の数字だか分かりますか?

 

 これまでイトーがバレンタインでもらったチョコの数?残念違います。もっともらったことあるんですわー。

 

 正解はイトーの過去3回のカットウ釣りでの釣果です。「知ったことか」と思われた皆さん、ご安心ください。僕も同じ気持ちです。右肩上がりの釣果は、捨ておけませんよね?

 

 そんな尻上がり男のイトーが、人生4度目のカットウ釣り。30号オモリのカットウ仕掛けのハリに餌を付けるところまでは今までと変わりなかったのですが、餌事情が以前までとは大きく変わっていて、最初だいぶ戸惑いました。

 

 これまではアオヤギのむき身を3つ、4つとふんだんに付けてフグを誘うのが当然のスタイルだったのですが、アオヤギの不漁、原価高騰に伴いエビや赤貝といった違う餌と並行して使うことになっていたのです。

 

 この3種類の餌を少しずつミックスさせて誘うのが良いのか、はたまたアオヤギを温存させ違う餌だけで頑張るのか、そのチョイスで釣果が変わってくるらしい。さらに奥の深い釣りになっていました。

 

自己新の30匹

 

 

 

 赤貝のみは来ない 自分でパターンを

 

 最初はアオヤギのみ。

 

 グンっと当たる。掛ける。釣れる。もったいないからアオヤギ温存。

 

 赤貝のみ。来ない。

 

 赤貝とアオヤギ。当たる。掛ける。釣れる。アオヤギ温存。

 

 赤貝とエビ。当たる。釣れる。

 

 エビのみ。釣れる。見つけた!エビや!

 

 この日はエビが大ハマり。周りで釣れてる人をハイエナ目線で見ても、やっぱエビがハマっている。アオヤギよりもエビの方が釣れる時間帯もあり、早々にこの日のパターンを見つけられたので、結果自己最多の30匹を釣り上げることができました!6、7、17、30この数字皆さん覚えててくださいね。

 

 自分でパターンを見つけて、自分で掛けて釣る!やっぱカットウ釣り、イイカンジヤナ~!

 

船中では2㌔超のトラフグも釣れた

 

 

◇伊藤 貴之(いとう・たかゆき)1986年(昭61)生まれ、岐阜県出身。18年に、石橋俊春とお笑いコンビ「官兵衛」を結成しデビュー。ANGLERS公認「アングラーズマイスター」。

 

スポニチ 2023年3月4日