東京Uのローカス・ガスティスは前半だけで13得点を挙げる活躍を見せた
バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第7節、暫定4位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同16位のトライフープ岡山(以下、岡山)とのGAME2が11月10日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、92―81の11点差で東京Uが岡山を破り、3連勝を飾った。
有明アリーナ(サブ)で行われた岡山との2連戦は「BLUEDAY」として会場も熱い〝青援〟で東京Uを応援
前日(9日)に引き続き、岡山とのGAME2は「BLUE DAY」として行われ、東京Uの選手たちは初となる3rdユニホームを着用し試合を行ったほか、会場内は青色に染まり〝青援〟で熱狂の渦に包まれた。
第1Q途中出場ながら、2本の3点シュートを含む10得点を挙げて、東京Uの勝利に貢献した田口暖
第1Qは、前日の試合から続いて両チームが得点の取り合いとなるシーソーゲームの展開となったが、東京Uはリース・ヴァーグが3点シュートを含む5得点、ローカス・ガスティスも5得点、そして、途中出場の田口暖も3点シュートを含む10得点を挙げる活躍を見せるなど、3本の3点シュートなど得点を重ねてくる岡山に対して、22―22のイーブンで試合は第2Qへ。
東京Uのブラ・ブサナ・グロリダは途中出場ながら、7得点を挙げる活躍を見せた
第2Qに入ると、両チームの攻撃のギアが更に上がり、岡山は4本の3点シュートなどで21点を挙げる一方で、東京Uは長尾光輝、徳川慎之介が各3点シュートを決めたほか、ローカス・ガスティスが8得点、ブラ・ブサナ・グロリダが7得点を挙げるなど、第2Qに30得点を挙げ、前半を52―43の9点差でハーフタイムに突入した。
第3Qで3点シュートを含む10得点を挙げた東京Uのリース・ヴァーグ
第3Qに入り、東京Uが一気に試合を有利にする展開に更にギアをアップ。リース・ヴァーグが3点シュートを含む10得点、今林萌も3点シュートを含む5得点、ローカス・ガスティスも4得点を挙げるなど、岡山の攻撃も16得点に押さえて、第3Qは25得点を挙げて77―60の17点差をつけて、最終第4Qへ。
東京Uの長尾光輝はこの日も攻守にアグレッシブなプレーで存在感を見せる活躍を見せた
第4Qに入り、東京Uは小倉渓が3点シュートを含む5得点、長尾も4得点を挙げるが、岡山の粘りの攻撃もあり、得点差を縮められるものの10月6日野パッツファイブ山口戦の99点に次ぐ今季2番目の高得点となる92ー81の11点差をつけて、岡山に連勝し、前節からの連勝を3に伸ばした。
岡山との2連戦で連勝し、冷静に試合を振り返るコメントをした東京Uの橋爪純HD
試合後、東京Uの橋爪純HD(ヘッドコーチ)は「本日も応援ありがとうございます。(岡山との)2日間を連勝できたということが、まず一つ大きいかなと思いますので、皆さんの後押しがあったからこその2連勝だと思っています。選手たちも凄く頑張ってくれて、ハッスルしてくれたので、この2連勝があるのかなと思っています。今日は特にオフェンスの方が、かなりスコアができていたので、昨日と違ってシュートの方が良く入ったから今日は早い段階で点差がついたので、良いゲームができたのではないかと思っています。ありがとうございました」と、冷静に岡山とのホーム2連戦を振り返るコメントを送った。
岡山とのGAME2でMVPに選ばれたのは17得点、11リバウンドの活躍で東京Uの勝利に大きく貢献したローカス・ガスティス
この試合のMVPには17得点、11リバウンドで東京Uのローカス・ガスティスが選ばれた。
「まずはたくさんのご来場いただき、ありがとうございます。本当にチームも一歩ずつ、(橋爪HD)コーチが言っている〝ワン・モア・ステップ〟を掲げて一生懸命に成長していってやっています。皆さんの喜びをしっかりと与えられるような試合だったり、戦いを見せられるように、引き続き応援宜しくお願いします。ありがとうございました」と、ファンへの熱いメッセージを伝えた。
東京Uのローカス・ガスティスはMVPの喜びと共に東京Uのファンへ熱いメッセージを送った
東京Uの次戦ホーム試合は、11月23日(土)、24日(日)に有明アリーナ(サブ)で行う湘南ユナイテッドBCとの2連戦だ。