東京Ｕの得点源、マイケル・クレイグがスタメン復帰！20得点を挙げる活躍も勝利まで手が届かず！！

前日の試合を欠場した東京Ｕのマイケル・クレイグは４本の３点シュートを含む２０得点を挙げる活躍を見せた

　バスケットボールＢリーグ３部（Ｂ３）の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ（以下、東京Ｕ／ＴＵＢＣ）が１７日、東京・有明アリーナ（サブアリーナ）で、第７節・香川ファイブアローズ（以下、香川）とのＧＡＭＥ２を行い、６０―７２で敗れ、香川に連敗するとともにホームで４連敗を喫した。

試合前に東京Ｕのファンたちが作った〝ユナイトロード〟を選手たちがハイタッチして入場

　東京Ｕが、前日（１６日）行われた香川とのＧＡＭＥ１で、マイケル・クレイグ、チュクゥディエベレ・マドゥアバム、新号健の３選手が試合を欠場する中、８選手が一丸となってチームの連敗脱出に向けて奮闘したが、香川の攻守に阻まれ、３連敗を喫した。

連敗脱出に向けて、レジェンド・宮田諭も体を張ったプレーでチームを鼓舞した

　マイケル・クレイグがスタメンに復帰し、前夜のリベンジを果たす体制が整ったＧＡＭＥ２はチケットも完売し、満員のファンも一緒に第１Ｑから闘った東京Ｕだったが、香川に先取点を取られ先制を許すが、マイケル・クレイグの２本の３点シュートなど得点を挙げて、１６―１８の２点差で第１Ｑを終了した。

　続く、第２Ｑは東京Ｕのミスが続く中、香川が効果的に得点を挙げ、リードを少しずつ広げていくが、東京Ｕも第２Ｑの後半にマーカス・ダブが６得点、今林萌の３点シュートなどで巻き返し、３０―３８の８点差で前半を終了した。

東京Ｕ・上田雅也も気迫満載のプレーを見せ、チームを活気づけた

　ハーフタイムを挟み、第３Ｑに入ると、東京Ｕの猛攻が始まり、主将・川島蓮の３点シュートを皮切りに、上田雅也、マイケル・クレイグの３点シュートが決まり、一時は逆転に成功するもののゲーム後半で香川に得点を許し、５０―５３の３点差で最終第４Ｑへ。

　第４Ｑに入ると。香川のオフェンスに東京Ｕのディフェンスが崩され、得点を重ねられてリードを許し、６０―７２の１２点差で香川とのホームゲーム２試合を連敗する悔しい試合となった。

今林萌も試合の中で次に繋がるプレーを随所で見せた

　試合後、東京Ｕの早水将希ヘッドコーチは「香川の選手、スタッフ、ファンの皆さん、２日間ありがとうございました。レギュラーシーズンはこれで対戦がなくなってしまうんですけど、僕たちもプレーオフを目指しますので、またプレーオフで試合ができればいいかなって思いますので、お互いに頑張りましょう。宜しくお願いします。ＴＵＢＣのファンの皆さん、２日間平日の夜に関わらずたくさん来ていただき、ありがとうございます。本日も満員の中で試合をさせていただいて、本当に僕たちは幸せを感じています。本当に勝ち試合を見せたいと思いますので、また頑張ります。すみません。ありがとうございました」と、ホームでの４連敗に悔しさを滲ませながら挨拶を行った。

東京Ｕ・早水将希ＨＤは悔しさと共に、リベンジをファンに約束するメッセージを送った

　今回の香川とのＧＡＭＥ１、２とフリースローの本数が増えず、中で勝負することが難しいゲームとなった。香川は２３分の１９と、フリースローをかなり高確率に決めて、学ぶこともあったかと思うということに対して「フリースローはうちのチームは課題となっているので、修正していきます」と早水ＨＤ。

　さらに、宮田諭など日本人選手が非常に良いアタックを見せるところもあったが、どう評価するかという質問に対して「この２試合、日本人選手が外から結構ドライブとかでアタックしてくれて、点をとりにいくシーンがかなり多くなったと思うので、それとインサイドの強さだったり、またチュウ（チュクゥディエベレ・マドゥアバム）が戻って、色んなバリエーションに繋がる、負けはしたんですが、良いところを見つけられたので、それを組合せて次の試合にまた臨んでいきたいと思います。今、連敗中ですけど、シーズンはまだまだあります。僕たちが目標とするのは、プレーオフに出てＢ２に昇格することです。その間には、苦しいこともたくさんあると思います。それを乗り越えてこそ、Ｂ２とか、プレーオフとか、上位が見えてくると思うので、今は我慢の時間だと思います。僕たちはしっかりとカムバックできるように準備しますので、引き続き応援宜しくお願いします」と、敗戦の中で次の試合に繋がるものを見つけたという早水ＨＤは、力強くファンに対して熱いメッセージを送った。

　東京Ｕの次戦は、アウェイでの湘南ユナイテッドＢＣ戦で、１１月２６日（金）、２７日（土）に秋葉台文化体育館での試合に挑む。

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