B3公式戦2位・東京Uが首位・横浜EXと有明アリーナ(サブ)で頂上決戦
東京Uが88ー72で横浜EXを破りGAME1を先勝!

横浜EXとのGAME1のMVPは2カ月ぶりに復帰した東京Uのブラ・ブサナ・グロリダが獲得!

 

2か月ぶりに復帰した東京Uのブラ・ブサナ・グロリダが攻守に渡る活躍で勝利に貢献

 

 男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズン・レギュラーシーズン2位となった東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同じく1位となった横浜エクセレンス(以下、横浜EX)との第30節・GAME1が4月19日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、東京Uが88―72で横浜EXに勝利した。

 

ホーム試合で初めて行った横浜EX戦にはチームのマスコット「Pick&Roll」も駆け付けて、ユナイトと一緒に会場を盛り上げた

 

 前節(第29節)岐阜スゥープス戦で今季の公式戦2位が確定した東京U。有明アリーナ(サブ)で行われた第26節(3月26日@山口パッツファイブ戦)終了後、3節6試合のアウェイ試合を経て、東京Uの久しぶりのホーム試合は、今季公式戦最後の試合となった。

 

東京U主将・川島蓮が試合前の選手入場後、円陣を組んで首位横浜EX戦に向けて気合を入れた

 

 対戦する相手は、試合開始前の時点で45勝5敗と9割の勝率を誇り、すでにプレーオフ1位を確定している強豪・横浜EX。東京Uにとって、リーグ参入3年目にして横浜EXとは初のホームでの対戦となったが、プレーオフで勝ち上がり、B2昇格、B3での優勝を狙う東京Uにとって、大きな意味のある試合となった。

 

横浜EXとの頂上決戦が行われた有明アリーナ(サブ)には両チームのブースター、ファン705人が来場し、熱い応援を行った

 

 有明アリーナ(サブ)には、両チームを応援しに、705人のブースター、ファンが来場し、熱い応援合戦を繰り広げる中、GAME1がティップオフした。

 

東京Uのローカス・ガスティスは前半で12得点を挙げる活躍を見せた

 

 第1Qから頂上決戦に相応しい攻守が激しく入れ替わるアグレッシブな展開となる中、横浜EXは2本の3点シュートを含む22得点を挙げた。東京Uもローカス・ガスティスが4得点、リース・ヴァーグが3点シュートを決めるなど19得点を挙げ、3点のリードを与えて第1Qが終了した。

 

東京Uの今林萌は2本の3点シュートを含むチーム最多18得点を挙げる活躍でチームの勝利に大きく貢献

 

 続く第2Qに入ると。東京Uの攻守のギアが入り、横浜EXの攻撃を15得点に押さえる一方で、東京はローカス・ガスティスが8得点、今林萌が3点シュートを含む7得点を挙げるなど28得点を挙げて逆転に成功し、前半戦を47―37の10点差のリードをつけた。

 

東京U主将の川島蓮は自らの身体を張ったプレーでチームを鼓舞し、10得点を挙げる活躍を見せた

 

 ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入ると、有明アリーナ(サブ)は東京Uを応援するブースター、ファンの声援もギアが上がると同時に、東京Uの攻撃のリズムも良くなり、今林萌が3点シュートを含む11得点、川島蓮も6得点など28点を挙げて、75―55と更にリードを広げて、横浜EXとの頂上決戦の行方は最終第4Qへ。

 

チームに勢いをつけるダンクを決めて雄たけびをあげた東京Uのトビン・マーカス海舟

 

 プレーオフで再び対戦する可能性もあり、意地と意地がぶつかり合う両チームの熱い戦いは、第4Q試合終了まで続き、東京Uはトビン・マーカス海舟が4得点を挙げる活躍を見せて、東京Uと首位横浜EXとの頂上決戦初戦・GAME1は88―72の16点差をつけて東京Uが勝利した。

 

試合後、レギュラーシーズン最終節となった横浜EXとのGAME1を振り返る東京Uの橋爪純ヘッドコーチ

 

 試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチは「本日もご声援ありがとうございます。お互いに順位が決まっていますが、うち(のチーム)はホーム最終戦ということもあり、また来週にはプレーオフを控えている中で、プレーオフに繋がるゲームをしようという話をしていたので、今日はそれが凄く皆気持ちから、特にディフェンスで、前半の所からターンオーバーも幾つか奪えたのが良かったかなと思います。(今日は首位の横浜EXということで、非常に前半戦気持ち良くショットを打たせてもらうことがほとんどなかったと思いますが)自分たちのオフェンスというより、ディフェンスをしっかりとやり切れることができれば、うちにアドバンテージがあると思っていたので、そこができて、前半もリードして終われましたし、後半も3Qでリードできたと思うので、オフェンスの所はその後、ターンオーバーからの速攻であったり、イージーなスコアに繋がったので、3Qの所はまだ課題がありますが、また明日修正してもう少し良いオフェンスにしていきたいなと思います。(ラギュラーシーズンは明日1試合あります。素晴らしい横浜EXとのGAME2に向けて)明日も自分たちのバスケットができる様に選手、スタッフ一同頑張りますので、皆さんの後押しが必要となります。会場に来てご声援を送っていただきます様宜しくお願いします」と、東京Uのブースター、ファンにメッセージを送った。

 

2か月ぶりに復帰した東京Uのブラ・ブサナ・グロリダがチーム最多のリバウンド9を含む攻守で活躍しMVPを獲得

 

 そして、横浜EXとのGAME1のMVPには、2カ月ぶりの試合復帰で、リバウンド9などハードワークで東京Uの勝利に大きく貢献したブラ・ブサナ・グロリダが選ばれた。「本日もご声援ありがとうございました。2カ月ぶりのバスケットは最高です。(今日は非常にバスケットボールを楽しそうにやっていた姿が印象的でしたが)ディフェンスからのオフェンスをやれたので、その結果が出て良かったです。(今日はチーム最多のリバウンドが9でした。明日のGAME2に向けてファンへのメッセージを)来週からプレーオフがありますが、明日も勝ってレギュラーシーズンを最後まで応援宜しくお願いします。明日も待っています」と、笑顔でコメントした。

 

来週から始まるプレーオフに向けて、B2昇格、B3優勝への熱い思いと東京Uのブースター&ファンに更なる「うさぎコール」をお願いした

 

 最後に、東京U主将の川島蓮から「今日もご声援ありがとうございました。過去2年、プレーオフに出ましたが1試合目(準々決勝)で負けて、今季の1つの目標でありますプレーオフをホームで開催できるということが達成できました。前回の岐阜戦以上の〝うさぎコール〟を期待していますので、全員でしっかりとやってB2昇格しましょう」と、明日横浜とのGAME2、そして、来週から始まるホームで行われるプレーオフに向けて、熱いメッセージを送った。

 東京Uの次戦は、有明アリーナ(サブ)で明日4月20日(15時試合開始)に横浜EXとのGAME2を行う。

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