チームは、当時、岸和田市立山直中学校の教諭でサッカーの部活動を指導していた松田篤人氏が、1994年ジュニアチームを作り、総合型・地域スポーツクラブ設立を地域住民に呼びかけた。1999年、サッカーチームを母体に、総合型・地域スポーツクラブ「山直スポーツクラブ」を設立、2001年にNPO法人化し、2005年には地域の枠を広める意味で、名称を「NPO法人スポーツクラブディアマンテ」に変更した。クラブは複数の種目を実施し、生涯スポーツ、地域ぐるみの子育て、地域貢献を目標とし、イベントや清掃活動なども行っている。

メンバーは山直北小、城東小を中心に、山直南小、光明小、常盤小、新条小、城内小の岸和田市内7小学校から100名近く参加している。コーチングスタッフは保護者、ボランティアコーチを含め10名以上在籍しており、大半がJFAコーチングライセンスを取得している。活動は、月曜日以外の平日は、山直北小、光明小、常盤小、そして山直中学校のグラウンドや体育館で行われ、週末には主に、試合、カップ戦などが組み込まれている。

松田篤人チーム代表は、30年余り、岸和田市内各中学校で教諭として地域と関わり、22年3月まで中学校校長を務め、現在、地域との繋がりのなかで、奉仕活動としてクラブ運営に携わっている。育成のコンセプトは「理解を深め、個人戦術・技術を身につける」「自ら考え、自立・自律した選手・人に成長する」とし、自主性を重視している。チーム練習前には、選手全員で円陣を組み、その日に取り組む課題、目標を選手それぞれが発表し、練習、もしくは試合に臨み、練習後には再度円陣を組み、その日のそれぞれの成果、振り返りを選手全員で共有している。また選手個々が、日々の活動をノートに記録し提出。コーチは、一人一人に寄り添い丁寧なアドバイスを返し、意識、レベルアップに繋げている。松田代表は「チームが勝つことも大事にしたいし、全員が出場することも大事。」と話し、「試合に臨むにあたり大事なのは『リスペクト』『コミュニケーション』『トラディション』の3つ。特に『リスペクト』については、勝敗、結果に関わらず、対戦相手、担当レフリー、チーム関係者を敬うことが一番大事」と話す。

昨年度のチームは、クラブ発足以来、公式戦2大会(全日、MUFG)において初の中央大会出場を達成。松田代表は、「中央大会初出場を達成し、チームとして大きな一歩となったが、対戦してみて、まだまだ技術レベルの差を大きく感じた。しかし、近年では、地区トレセンに参加する選手も出てきており、選手達の成長は楽しみである。今年度の選手達は、昨年度同様、それ以上の成績を目指してトレーニングに励んでおり、いい結果を期待したい」と、期待を込めた。

主将の西川新大くんは、小学1年生時に友人に誘われチームに加入。毎日ディアマンテでの活動が楽しくサッカーの魅力にはまり、今日にいたる。4年生時にセンターバックに定着し、しかし、好きな選手は、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(MLSインテルマイアミCF)で、ドリブルやシュートテクニックに魅せられており、「本音は、メッシみたいに、前線でプレーしてみたい」と語る一面も。しかし、最後尾から精力的に声を出し、ゲームをコントロールする、チームに取って欠かせない存在となっている。
また、1トップを務める浅野瑚空(こあ)くんの持ち味は、少ないチャンスの中、難しいコースでも冷静に決めきる決定力にあり、「自分が決めて、チームを勝たせる」と頼もしい一言。 そして、攻守の要となるボランチの道家寛大くんは、利き足の左足から得意のロングキックで局面を変え、しばしば、ロングシュートを決める。
AQUAチャレンジカップの初戦は、三島地区の強豪「玉川学園FC1st」だが、対戦について西川くんは「相手は強敵。以前、カップ戦で2ndチームと戦って、PK戦で敗れている。さらに強くなるだろうけど、チーム全員一丸となって戦い、少ないチャンスの中でも決めきり、勝ちきりたい」と力強く語ってくれた。

チーム入団については、チームホームページや、練習見学や体験入部を随時募集している。
チームHP:ディアマンテ大阪
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