
試合終了後、東京Uの選手たちが会場に集まったブルーラビッツに感謝の気持ちを伝えた
レギュラーシーズン(RS)上位8クラブによる男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)プレーオフ2025―26で、RS7位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、RS6位の立川ダイス(以下、立川)とのセミファイナル(準決勝)GAME1(5月10日)、GAME2(11日)が、東京・立川のアリーナ立川立飛で行われ、東京Uが立川に連敗を喫し、ファイナル(決勝)への進出が断たれ、今季の戦いは準決勝で幕を下ろした。

アウェイの会場にはホームさながらのブルーラビッツが来場し、スタンドを青く染めるとともに青援を送った
2022―23シーズンにB3へ新規参入した同期対決となった両チームのセミファイナルは、GAME1、2共に、第4Qのゲーム終了まで勝負の行方が分からない試合となった。

立川とのGAME1では17得点を挙げる活躍を見せた東京Uのジョーダン・フェイゾン
B3に参入して4シーズン連続でプレーオフに進出した東京Uは、クォーターセミファイナル(準々決勝)でRS2位の徳島ガンバロウズを2勝1敗で下し、初のセミファイナルへと進出した。

東京Uのリース・ヴァーグはGAME1で3本の3Pシュートを含む15得点を挙げる活躍を見せた
一方、立川はチーム創設4シーズン目で初のプレーオフ進出を果たし、同じくクォーターファイナルでRS3位のさいたまブロンコスに連勝し、セミファイナルに勝ち上がってきた。

東京Uのベンチは得点を挙げる度に盛り上がりを見せた
アウェイで行われた東京Uと立川とのセミファイナルは、両日ともに1700人を超す両チームのブースター&ファンが試合前から応援合戦を繰り広げ、RSとは違った雰囲気の中、ファイナル進出に向けて、熱い戦いを見せた。

今季、東京Uの主将となった田口暖はスピード感あふれる攻守に渡るプレーで選手たちを鼓舞した
GAME1は、得点の取り合いとなる中、立川は得点源となるLJ・ピークが30得点を挙げたほか、昨季まで東京Uに在籍したローカス・ガスティスも14得点を挙げ、第4Qの終盤まで終始リードする試合展開をした。

昨季のプレーオフに出場できなかった悔しさをプレーで見せた東京Uの徳川慎之介
〝最強の下剋上〟を果たすために東京Uは、第4Qの試合終了残り1分42秒で、徳川慎之介が3Pシュートを決めて逆転し、この試合初めてリードすることができた。

今季は副主将としてチームを盛り上げた東京Uの川島蓮は2日間にわたり、存在感のあるプレーを随所で見せた
しかし、初のプレーオフ、しかもホーム試合で粘りを見せる立川は、試合終了29秒で町井丈太が3Pシュートを決めて再逆転。その後、LJ・ピークがフリースローを確実に決め、同期対決となったプレーオフセミファイナルGAME1は86―92で立川が勝利し、東京Uは後がない状となった。

東京Uのハイデン・コヴァルは攻守で奮闘するプレーを見せた
続く、GAME2(10日)も前日同様に立川が最終第4Qまで攻守で躍動した。
第1Q、立川は立て続けに4本の3Pシュートを決めるなど25点を挙げる。東京Uも東宏輝の3Pシュートを含む5得点、川島蓮、徳川慎之介の3Pシュートなどで反撃を試みるが、第1Qを18―25と苦しい立ち上がりとなった。

東宏輝はGAME1で3Pを含む11得点を挙げた
続く、第2Qも立川が3本の3Pシュートに加え、フリースローも確実に決めて22得点を挙げた。東京Uも徳川慎之介が3Pシュートを含む7得点を挙げる活躍を見せるが、38―47とリードを更に広げられて、前半を終了した。
ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入り、立川が精度の高い4本の3Pシュートなどで得点を重ねて23得点を挙げる。

KJこと、東京Uの攻撃の要として活躍したケドリック・ストックマンJrは効果的な得点を挙げる活躍を見せた
得点差を少しでも縮めたい東京Uはケドリック・ストックマンJr(KJ)が3Pシュートを含む7得点を挙げるが18得点しか挙げられず、56―70と14点差と非常に厳しい試合展開となった。

ブルーラビッツは試合開始から終了まで青援を送り続けた
立川とのGAME2は、最終第4Qで両チームが死闘ともいうべき得点の取り合いとなった。東京Uはジョーダン・フェイゾンが2本の3Pシュートを含む10得点を挙げたほか、KJが試合終了まで残り43秒となる中、2点差まで得点差を詰めた。

立川との準決勝で存在感あるプレー、メッセージを発した東京Uの徳川慎之介
しかし、立川は昨季まで東京Uに在籍したローカス・ガスティスやこの日、キャリアハイとなる28得点を挙げた蒔苗勇人の活躍もあり、再びリードを広げられて、セミファイナルGAME2は、93―85の8点差で立川が勝利し、ファイナルに進出した。

東京Uのジョーダン・フェイゾンはGAME1で17得点、GAME2では23得点を挙げる活躍
東京Uは、ジョーダン・フェイゾンが19得点、徳川慎之介が17得点、KJが14得点を挙げる活躍を見せたが、立川の攻守に阻まれて、初のファイナル進出が断たれ、今季の戦いを終えた。

試合後、ロッカールームで選手たちに労いの言葉を伝えた東京Uの橋爪純ヘッドコーチ
試合終了後、東京Uの宮田諭GM、家本賢太郎社長、そして、今季副主将を務めた川島蓮や選手たちがそれぞれX(旧ツイッター)にコメントを投稿した。

宮田諭GM
「ブルラビみんなとこのメンバーで苦しんだシーズン、そして本当に皆んなで助け合って頑張って楽しめた最高のチームでした!ありがとうございました!!」

家本賢太郎社長
「2025―26シーズン、有明で、アウェイで、画面の前で、どんな時もTUBCを信じ続けてくださったBlue Rabbitsの皆さん、そしてパートナー、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。すばらしい攻守の立川ダイスのチームの皆さん、いつも色々とあたたかく配慮いただいているフロントの皆さん、そしてこのあつい試合をつくりあげてくださったファンの皆さんにあらためて感謝をお伝えしたいのと、FINALに向けて私たちのおもいもぜひ託させてください。頼みます!こう書きながらも、帰り道、とても悔しいです。4Qに入るとき、残り2分を切ったとき、あと少しでも長くこのチームで戦わせてほしいという願いばかりがこみ上げてきました。ブルラビの皆さんには試合後にご挨拶ができず、また明日にもあらためて皆さんにはシーズンのお礼をお伝えしますが、まずは今の感謝の気持ちを。イベントでもお会いしましょう。」

副主将・川島蓮
「今シーズン苦しい時も楽しい時も変わらず青援を送り続けてくれたBlue Rabitsのみなさん、ありがとうございました!本当に幸せな時間でした! 今シーズンありがとうございました」

東宏輝
「TUBCに復帰し、最高のチームメイトと共にクラブ史上最高の成績を収めることができたことに感謝しています。同時に、最後まで最高のブルーサポートを送ってくださったファンの皆様、ブルラビ、スポンサーの皆様、そして関係者の皆様にも感謝申し上げます。2025-26シーズン、本当にありがとうございました。」

徳川慎之介
「チームとブルラビに感謝しかないシーズンでした。POO直前に怪我をしてしまったけど、勝ち進んでSFでプレーするチャンスくれたみんなには感謝してます! 空港の離陸待ちで選手全員がぎゅうぎゅうに椅子に座って談笑するような愛すべきチーム。 ひとまず感謝を!シーズン本当にありがとうございました!立川ダイスとそのファンの皆様に敬意を表し、決勝戦での最高の試合を楽しみにしています!」

田中幸之助
「今シーズン、ブルーへのたくさんの応援、本当にありがとうございました!序盤の苦しいスタートから、選手、ブルーラビッツ、コーチ、TUBCなど、関係者全員が決して諦めずに一歩ずつ積み上げてきた結果です!もちろん優勝を目指していましたが、本当に最高で、とても楽しかったです!間違いなく最高のチームでした! 皆さん、ありがとうございました!」
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)公式サイト
【写真提供:東京ユナイテッドバスケットボールクラブ】