B3・東京Uがさいたまとの有明でのホームGAME2に連勝!
我慢のプレーが続く中、第4Q終了間近に逆転し83ー75で勝利!!

東京Uのリース・ヴァーグが2本の3点シュートを含む19得点を挙げて、さいたまとのGAME2勝利に大きく貢献!

 

リース・ヴァーグが後半に3点シュートを効果的に決める活躍を見せた

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第17節、現在3位(※)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同9位(※)のさいたまブロンコス(以下、さいたま)とのGAME2が1月19日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、83―75の8点差をつけて東京Uがさいたまに逆転勝ちし、新年最初のホーム試合を連勝した。

 

有明アリーナ(サブ)で行われたさいたまとのホーム試合GAME2には646人が来場し、青(声)援を送った

 

 新年最初のホーム試合として、有明アリーナ(サブ)で行われたさいたまとの2連戦。東京Uは負傷者等でフルメンバーが揃わない中、前夜(18日)行われたGAME1は、前半さいたまが得意とする3点シュート攻勢に苦しい展開を強いられたが、東京Uは後半に攻守のギアをアップしたことで、今季初の100得点を挙げて、2025年ホーム試合初白星を飾った。

 B3リーグ優勝、来季B2昇格を目指す現在3位の東京Uにとって、是が非でも連勝したい東京Uは、さいたまとのGAME2で、3点シュートを含むオフェンスに最終第4Qまで苦しめられた。

 

前夜に続いて、さいたまとのGAME2でも18得点を挙げる活躍を見せた東京Uのローカス・ガスティス

 

 第1Q、前日と同じくさいたまの3点シュートから試合が動きだしたが、両チーム共に攻守で譲らぬ展開となる中、東京Uは前夜大活躍したローカス・ガスティスが4得点、徳川慎之介、長尾光輝の各3点シュートで反撃を見せて、16―20の4点のリードを与えた。

 

身体を張った攻守に渡るプレーで東京Uの勝利に貢献した徳川慎之介

 

 続く第2Qに入ると、さいたまの3点シュートを1本に抑えたものの東京Uのシュートが幾度となくリングに弾かれて、得点を中々挙げられない展開となったが、ローカス・ガスティスが5得点、今林萌、リース・ヴァーグが各4点を挙げ、前半を32―36の4点リードを与える展開で終了した。

 

前夜の試合で激しいアタックでGAME2の出場が心配された東京Uの長尾光輝も元気にハッスルプレーを見せた

 

 ハーフタイムを挟み、第3Qはさいたまの5本の3点シュート攻勢で勢いを与える展開となったが、東京Uはリース・ヴァーグが3点シュートを含む8得点、長尾光輝が4得点、今林萌の3点シュートなどで、リードを6点と広げられ、55―61で勝負は最終第4Qへと突入した。

 

前夜同様に、前半決まらなかった3点シュートが後半に入り、効果的に決まり東京Uの勝利に貢献したリース・ヴァーグ 

 

 有明アリーナ(サブ)に来場した646人のファンの声援を背に、両チームが試合終盤まで手に汗握る試合を繰り広げる中、東京Uは残り時間3分を切る中、相手のファールで得たフリースローを今林萌が確実に決めて、同点、そして、逆転に成功。その後もさいたまに3点シュートを決められるもののディフェンスが機能すると共に、東京Uのオフェンスも機能し、得点を重ねて、さいたまとのGAME2は83―75の8点差をつけて、東京Uが辛くも逃げ切り、有明で行われたホーム試合を連勝した。

 

 

第4Q終盤で相手のファールで得たフリースローを確実に決めて、東京Uへ勝利の流れを作った今林萌

 

 試合後、さいたまとのGAME2を振り返り東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)は「本日も応援ありがとうございました。昨日と違った展開で、後半になっても相手がアグレッシブにきて、オフェンスの所でも積極的にシュートを打ち続けて、それが高確率で入っていたので、凄く我慢の時間帯が30分以上続いたんですけど、最後の最後で皆のディフェンスが機能して、離すことができて良かったかと思います。(残り3分、2分を切ったあたりから、非常にディフェンスの集中力もかなり増したのではないか?)今季80分闘うってことで、最後の3分だったりとか、クロージングの所の集中力ってのは凄く選手たちも勝つために必要なことだと思っているので、そこが今日は特にディフェンスの所が固い守りから、そこから走り切るトランジションに繋げられたので良かったと思います。今、かなり人数が少ない中、今日もファウルトラブルなどでプレータイムに偏りがあったので、最後そこをどういう風に閉めていくか難しい展開でしたが、選手たちが良く戦ってくれたので、最後このような結果になったのかと思います。(来週のホーム試合に向けて)今節もありがとうございました。来節は有明アリーナ(メイン)でやりますので、皆さんお知り合いの方などを誘って満員の中、しっかりと勝っていきたいと思いますので、応援宜しくお願いします」と、我慢を強いられる厳しい試合に勝利したコメントと、次節有明アリーナ(メイン)でのホーム試合に向けて、更なる青(声)援をお願いするメッセージを送った。

 

さいたまとの前日含めて、80分闘っての試合を振り返った東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)

 

 この日のMVPには、効果的な2本の3点シュートを含む19得点を挙げた東京Uのリース・ヴァーグが選ばれた。「皆さん、こんにちは。まずはご来場いただき、ありがとうございます。昨日に引き続き、オフェンス力のあるさいたまでしたが、前半非常に苦しい時間を過ごして、タフな試合となりましたが、後半にチーム一丸となって戦って、何とか勝利することができました。応援ありがとうございました。(昨日と同じ様に前半3点シュートがきまらずに、後半に決まりだしたが何か理由がありますか?)前半、昨日もそうですが、あまり3点シュートが中々入らなかったんですが、後半に自分のしっかりとしたリズムをチームで作ってくれて、パーセンテージも上手くそこでとれたのではないかと思います。(昨日、後半に入れた1本目の3点シュートが東京Uの記念すべき1万得点となるメモリアルシュートとなったが)知らなかったんですけど、その機会をいただいて感謝していますし、ファンの方々がベースを作ってきてくれたからこそ、そうした機会が生まれたと思いますので、引き続き自分も含めてチームをサポートしていきたいです。(最後にファンに対して)引き続きの応援ありがとうございます。会場に来てくれてありがとうございます。これからも試合で一生懸命戦ってチーム一丸となってやっていきますので、引き続き会場に来て応援してください。宜しくお願いします」と、笑顔でMVP受賞の喜びと、次節有明アリーナ(メイン)での応援をお願いする熱いメッセージを送った。

 

さいたまとのGAME2でMVPを獲得した東京Uのリース・ヴァーグはマスコット・ユナイトと記念撮影に収まった

 

 東京Uの次戦ホーム試合は、1月25日(試合開始17時半)、26日(同15時)に有明アリーナ(メイン)で行われる第18節・立川ダイス戦だ。

(※順位は1月19日、GAME2開始時)

 

次戦ホーム試合は有明アリーナ(メイン)で1月25日、26日にvs立川ダイスとの2連戦!!

 

https://tubc.tokyo/