東京U・今林萌は体を張ってのプレーで14得点をあげて、この日のMIPを受賞した
バスケットボールBリーグ3部(B3)7位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)が22日、東京・西葛西の江戸川区スポーツセンターで、第24節・同リーグ1位の福井ブローインズ(以下、福井)とのGAME1「相栄土地建設 presents UNITE DAY」を行い、75―81で、福井に惜敗を喫した。
東京Uのマスコット「ユナイト」も江戸川区スポーツセンターでも人気者
前節(第23節)トライフープ岡山とのアウェイゲームを連勝し、今季の残り試合が6となった東京Uにとって、強敵・福井とのホームでの2連戦は、プレーオフ進出に向けて、絶対に負けられない試合となった。
江東区を拠点にこれまで試合を行ってきた東京Uにとって、初めて江戸川区での開催となったが、平日(金曜日)の開催に関わらず、410人の両チームのファンが来場し、会場内は試合開始前から熱気に包まれた。
東京U・上田雅也が3点シュートを決めて幸先良いスタートを切った
リーグ1位の福井に対して、東京Uは第1Qで上田雅也の3点シュートや主将・川島蓮のシュートなどで得点を挙げ、幸先良いスタートを切ったが、ゲーム中盤以降に福井の攻撃が効果的に決まり、19―21の2点差を許す展開となった。
第2Qで3点シュートを決めた東京Uのマイケル・クレイグ
第2Qに入り、福井は4本の3点シュートなどでリードを許したが、東京Uはゲーム後半で今林萌のシュートや、マイケル・クレイグの3点シュートが決まり、前半を38―42の4点でハーフタイムに突入した。
第3Qの序盤で3点シュートを決めた東京U主将・川島蓮
第3Qに入り、東京Uはマイケル・クレイグ、山本鳴海、川島蓮が3点シュートを決めて、得点差を詰め。ゲーム後半で今林萌のシュートで一時は逆転に成するが、56―57の1点差でゲームは最終第4Qへ。
第3Q序盤で3点シュートを決めた東京・山本鳴海
第4Qに入り、強豪・福井の強さが際立つ中、東京Uは勝利を目指して、得点を挙げていくが、最後まで追い詰めることができず、75―81の6点差で惜敗を喫した。
試合後、福井との初戦での敗戦に悔しさとGAME2でのリベンジをファンに約束した東京U・早水将希ヘッドコーチ
試合後、東京Uの早水将希ヘッドコーチは「まずは福井の選手、スタッフ、ファンの皆さん、本日はありがとうございました。福井さんはもうプレーオフへの出場が決まっているということで、本当に強度の高くて、全員誰が出てきても強いチームだと思います。明日も良いゲームができる様にお互いに頑張りましょう。宜しくお願いします。そして、TUBCのファンの皆さん、本日はありがとうございました。得点は6点差ということで、バスケットの中では惜しいゲームかもしれませんが、今僕たちのいる状況は相手が1位だろうが、何位だろうが、どういう状況であろうが、惜しいゲームで終わらしてはいけない状況だと思っています。明日、必ずやり返します。その準備を今からチームとしてやっていきますので、明日も宜しくお願いします」と、プレーオフ出場に向けて絶対に負けられない中での敗戦を受け入れると同時に、GAME2でのリベンジ東京Uのファンに誓うコメントをした。
東京Uの次戦は、あす23日(15時試合開始)に福井とのGAME2を江戸川区スポーツセンターでを行う。