1981年創設。練習は平日月、火、木、金曜日の4回、東淀川区内の柴島浄水場グラウンドで主に行われ、約20名のコーチングスタッフが指導にあたる。同区を中心に集まり、主催するスクールを含め、幼児から中学生まで、約400人が在籍している。中学進学時に、在籍選手のほとんどが併設するジュニアユースに進級し、近年の出身選手の中には、名古新太郞(福岡)、松村優大(鹿島)、神田奏真(川﨑)らがおり、Jリーグで活躍している。
ジュニアチームを統括する宇高寛朗代表は「サッカーを通じて、技術・体力・忍耐の向上、そして友達を思いやる協調性が養われるよう、日々子ども達と一緒に頑張っている」と話す。練習内容については「基本技術、個人戦術を重点的に教えており、中学、高校と進級しても、選手一人一人のプレーが光るように考えている」と話す。ボールフィーリングを大事にし、ドリブル、1対1、2対2の練習がメイン。練習中、幾度となく声を掛け、ドリブルの姿勢を修正させ、視野の確保するよう指摘。ゲーム形式での練習では時折プレーを止めて、トラップ時のボールの置き場所、サポートの位置などを細かくチェックし、選手が連動してのスペース作りなど、選手個人スキルをベースに戦術をチームに落とし込んでいる。
チームの中心選手は、大村皇心くんと安井旺佑くんの中盤のボランチコンビだ。大村くんは4人兄弟の末っ子で、長男の海心さんは、同チームの出身で静岡学園に進学し屈強な身体能力を武器に活躍。一昨年の高校サッカー選手権では神田と共にプレーした選手だ。その兄譲りのフィジカルで相手からボールを奪い、長短のパスで攻撃につなげる。対照的に安井くんは、小柄な体格ながらも俊敏な動きでボールを回収し、ボールキープから相手を引きつけ前線にパスを通すのを得意としている。好きな選手についても、大村くんが「ベリンガム、モドリッチ(レアルマドリード)」、安井くんが「ブスケッツ、ロナウジーニョ(元バルセロナ)」と話すなど、プレースタイルが対照的な2人がチームの命運を担っている。
チーム入団については、現在、体験キャンペーンを実施中。詳しくはHP、インスタグラムから。
チームHP:大阪東淀川FC
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