三日市FC
(南河内地区)

 

 チームは、1996年に発足し、三日市小学校近隣の子供たちを中心に、集まり活動が始まった。現在、約50名の子供たちが在籍中。チーム出身者には、J通算100試合以上出場の戸根一誓(現J2・大分所属)がいる。

 

三日市FCのメンバー

 

 活動内容は、大会参加は、大阪府や河内長野市の公式戦が中心で、主に毎週土日に同校グラウンドで練習を行うほか、月1回、ノガーナサッカー場人工芝グラウンドでも行っている。チームスタッフ、名のボランティアコーチ陣が、「M(マナー)」「F(フェア)」「C(チャレンジ)」の基本理念の下、サッカーを通じて思いやりの心、挑戦する勇気、考え行動をすることを身に付けてもらえるよう指導にあたっている。大川正一チーム代表は、「まずは子ども達にサッカーを好きになってもらうことが必要と思っている。小学校だけで終わるのではなく、大人になる過程で重要なことを学んでもらいたいとの思いで育成してる。『考え行動を起こせる』を目標にしている」と話す。

 

6年生を担当する奥江修司コーチ

 

 6年生を指揮するのは、奥江修司コーチで、20年以上チームに関わり指導している。「子供達一人一人がスキルアップでき、楽しく勝てるサッカーを目指して指導している。」と話す。練習はリフティングに始まり、浮き球のトラップ、ドリブル、対人練習と、基本的なメニューが多く、ミニゲームでは笑顔でボールを奪い合う中にも、時折激しさもあり、選手ひとりひとりが、楽しくまた真剣に取り組んでいる。

 

肩をがっちりと組み合いVサインを見せる森田巧くん(左)とGK片山蓮生リードくん

 

 チームの中心は、DF・森田巧くんと、GK片山蓮生リードくんの2人だ。森田くんは、小学3年生の時に、同校に転校してきたのをきっかけにサッカーを始め、チームに加わった。相手の動きを読んでドリブルに身体を入れて止めるディフェンスや、シュートブロックで攻撃を封じる。「好きな選手は長友佑都(現J1・FC東京)で、臨機応変で、どこでも対応できる選手になりたい」と話す。片山くんは、小学1年生時に、YouTubeでスペインサッカー「クラシコ」を見たときに、FCバルセロナのプレーに魅せられサッカーに興味を持ち、チームに入団した。GKとなったのは3年生で、本人いわく「何となく。点を止める方が楽しかった」とのこと。最後尾から声を出し、チームを盛り上げる。「5年生のときに、地区大会で大量失点をくらい、とても悔しかった。それ以来、練習により力を入れている。自分のセービングで無失点に抑える」と力強く話してくれた。大会初戦は、同地区の強豪チームが相手だが、2人の強固なディフェンスを中心にチーム一丸で勝利を目指す。

 

自然豊かな環境で、元気にグラウンドを駆け回る三日市FCのメンバー

 

 チーム入団については、ホームページなどで、練習見学や体験入部を随時募集している。

 

 

チームHP:三日市FC