江東ブルーシャークス 齊藤遼太選手
【ラグビーリーグワン・ディビジョン2第3節 江東BS22―44釜石SW(2023年1月14日 東京・夢の島陸上競技場)】
昨年1月から東京・江東区をホストエリアとして活動し、今季から同リーグ・ディビジョン2に昇格した清水建設江東ブルーシャークス(江東BS)が、釜石シーウェイブス(釜石SW)とのホーム開幕戦を1月14日、夢の島陸上競技場で行い、22―44で惜しくも敗れた。
江東ブルーシャークス 桑田宗一郎選手
昨季、ディビジョン3で劇的な勝利でディビジョン2に昇格した江東BSは、12月18日の豊田自動織機シャトルズ愛知との開幕戦、そして、24日の浦安D-Rocksとのアウェー2試合で苦戦を強いられたが、ホームでの開幕戦ということで多くのファンが来場する中、トップチャレンジリーグからのライバル釜石SW戦での初勝利に気合を入れた。
江東BSは、試合開始から7分で齊藤遼太のトライで先制し、コンラッド・バンワイクのコンバージョンゴールも成功し、7―0と幸先良いスタートを切った。
その後、釜石WSの反撃を受け、ペナルティーキックとトライで逆転されるものの、江東BSも我慢強く攻め続けて、トライと前半終了間際にペナルティーキックを決め、17―20と釜石WSにリードを許すカタチで、前半を折り返す。
後半開始後、江東BSがリズムよく攻撃を繰り返し、野田涼太がトライを奪い、ゴールも成功して再度逆転に成功し、22―20とする。その後も江東BSが攻め続けたが、インターセプトや粘り強いディフェンスでボールを奪われ、釜石WSに得点を重ねられ、22―44でノーサイドとなった。
試合後、大隈隆明監督は「チーム、ファンと一体となって戦った一戦だけに、何としても勝ちたかったが悔しい一戦となりました。釜石WSの勝利への執念もあったが、規律の部分で自分達がリズムを悪くしてしまった試合だった。やはり接戦を制するには、こういった部分は修正しなければならない。まだまだシーズン序盤なので、ここからの巻き返しに期待したい。次節(21日)は三重ホンダヒート戦。ホンダは元トップリーグに所属していた強豪チーム。ただ、シャークスもこれ以上は負けられない。試合会場は前節に続いて夢の島競技場となります。
たくさんのご来場をお待ちしております。是非会場で一緒に戦いましょう」と、気持ちを入れ替えて、次戦に向けての意気込みと共に、ファンに対して更なる応援をお願いするコメントを寄せた。
江東ブルーシャークス 佐藤諒選手
江東ブルーシャークス 志村太基選手
江東ブルーシャークス 田森海音選手
江東ブルーシャークス 渡邉洋人選手