夢の島競技でのホーム開幕戦でPOTMを獲得したブルーシャークスのリマ・ソポアンガ
NTTラグビーリーグワンdivision2(2部)の清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)が12月28日、東京・江東区新木場の夢の島競技場で2024―25シーズンのホーム開幕戦(有明ガーデン ファミリーマッチデー)の九州電力キューデンヴォルテクス(同、九電KV)と対戦し、41―33の8点差で勝利し、2連勝飾った。
選手入場時に会場をダンスで盛り上げた地元・江東区のキッズスクール「スターディアム」の子どもたち
江東BSのホーム開幕戦は、今月22日に開幕した同リーグ第1節のアウェイでの日野レッドドルフィンズとの今季初戦を25ー24の1点で勝利。今季2部に再昇格した江東BSを応援するためにホストタウンの江東区民を含む2579人が来場し、スタンドから熱い声援を送った。
試合開始2分、江東BSのコンラッド・バンワイクがトライを決める
試合開始して2分、江東BSのコンラッド・バンワイクが早くもトライを決めると共に、リマ・ソポアンガがゴールを確実に決めて、7―0と幸先良いスタートを切った。その後も前半8分に尾﨑達洋、前半12分に再びコンラッド・バンワイクがトライし、リマ・ソポアンガもゴールを決めて、江東BSのペースで試合を進める展開となった。
しかし、前半15分、31分に九電KVが相次いで2トライを決める反撃を見せたが、江東BSもリマ・ソポアンガが相手ファールで得たPGを決めたほか、試合終盤で森谷直貴がトライを決めて、前半を31―14とリードをもって前半を終了した。
ホーム開幕戦に熱い声援を試合開始直後から送った江東BSのファンたち
ハーフタイムを挟み、後半は九電KVの反撃が始まった。後半開始直後3分で江東BSは金築達也のトライなどで38ー14とリードをさらに広げたが、後半9分、23分、32分に次々とトライ&ゴールを決められて、一時は38ー33の5点差まで迫る怒涛の攻撃を見せた。
後半37分に相手のファールで得たPGを確実に決めた江東BSのコンラッド・バンワイク
しかし、江東BSは後半37分に相手のファールで得たPGをコンラッド・バンワイクが確実に決ま、41―33の8点差をつけて、九電KVの反撃を断ってノーサイド。江東BSはホーム開幕戦を飾ると共に、今季開幕2連勝を飾った。
同試合のPOTM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に得られたのは、江東のリマ・ソポアンガが選ばれた、
江東BSのリマ・ソポアンガがこの試合のPOTMを獲得し、この試合を協賛した有明ガーデンから賞品が贈呈された
試合後、POTMを獲得した江東BSのリマ・ソポアンガは「一番大切なのは勝つことだと思うので、本当に勝てて良かった。ファンの皆さんに喜んでもらうことも大切なので、今日の試合を観て喜んでくれたら嬉しいです。このように毎週より良い試合をしていけたら嬉しい」と、ホーム開幕戦を振り返ると同時に「次戦(1月11日@夢の島競技場)戦う日本製鉄釜石シーウェイブスはすごく良いチームなので、まずは年末年始しっかり休んで次の試合に向けて課題を修正し、さらに良い状態にして試合に勝ちたい」と、次節(第3節)にホーム・夢の島での試合に向けて意気込みを話した。
試合後、スタンドのファンの声援に感謝の気持ちを伝える江東BSの選手たち
江東BSの次戦は、1月11日に夢の島競技場で行われる日本製鉄釜石シーウエィブス戦(14時半試合開始)だ。
☆新羅慎二が披露した「清水建設江東ブルーシャークス」の新たな公式応援ソング