チームの創立は1981年。当時の、古市小学校在校生の保護者からの強い要望を受け、結成された。現在の在籍選手は同小学校を中心に26名で、保護者コーチも加えた総勢9名で指導にあたっている。活動は主に練習を土、日曜日に小学校グラウンドで行い、練習試合や大会にも積極的に参加している。また平日の月、木曜日には体育館でも練習を行っている。
芋縄秀央ヘッドコーチは、「地域密着型のチームで、『サッカーを楽しむこと』をモットーにしている。創設から現在も携わり続けている藤本謙監督をはじめ、コーチや保護者のみなさんが、子供達の喜ぶ姿のために、『子供たち第一』にがんばっている」と話す。また、近隣地域チームとの交流を大切にし、中学・高校と地域サッカーの発展に努めている。「コーチは、経験者ばかりでなく、父親のコーチを受け入れ、子供達がサッカーを楽しめる環境づくりに力を入れている。誇れるのは『チームワークの良さ』。小学生、中学、高校、そして社会人になるまでサッカーを好きでいてもらいたい」と、話した。
6年生を担当する福岡裕貴コーチは、キャプテンを務める息子・櫂歩(かいと)くんの入団を機に、ボランティアコーチとしてチームに関わるようになった。「(今年2月に行われた)5年生小学生大会で、チームとしては12年ぶりに中央大会に出場することができたが、初戦で敗退、技術面での差を少し感じた。この学年の選手は真面目な選手が多く、正直、物足らないところがあったが、ここ数ヶ月の練習で、戦える集団に成長してくれている。まずは、初戦。勝って勢いに乗りたい」と語った。
チームキャプテン・福岡櫂歩くんは、2年生時に、同級生にサッカーの上手な友人に誘われたのがきっかけで始めた。チームでは主に、中盤かトップを務め、「憧れの選手は、元ブラジル代表・ロナウジーニョ選手で、YouTubeでプレーを見て参考にしている」と話すように、得意のドリブルを武器に、ゴールに積極的に絡む。チームについては、「同じ小学校に通っている仲間が多く、チームワークは抜群。大会では、ゴールを決めて勝利に導きたい。目標は、強敵が控えているが、絶対に倒して、再び中央大会に行くこと」と熱く語ってくれた。
チームHP:古市JSC