富田林中央JSC
(南河内地区)

 

 

 

 チームは、1967年に創設され、現在は貴志小や貴志西小を中心に、1年生から6年生まで42名が在籍している。練習は土、日曜日に貴志グラウンドで行い、練習試合や大会に参加し、水曜日には貴志西小学校の体育館で夜間練習も行っている。

 

富田林中央JSCのメンバー、コーチ陣と保護者の方々と、OB選手も加わる

 

 

 コーチ陣は監督以下12名のコーチスタッフが、ボランティアで指導にあたり、しばしば、中学生や高校生となったチームOB選手も参加し、楽しくアットホームな雰囲気の中で、選手の技術を伸ばしている。また、毎年年末恒例の「山田杯」には、OB約100人以上が集まり、近隣のサッカーコートを貸し切り実施する一大イベントとなっている。

 

練習を終え、現メンバーたちと談笑する2年前に取材を受けたOB選手たち

 

 6年生を担当する本山真也コーチも、ボランティアコーチの1人で、自身の息子がチーム卒団後もチームに残り、指導を続けている。「試合では、なかなか勝ち切れない学年ではあるが、練習では、ボールタッチ、パスなど、反復練習によって、技術の向上を図っている。楽しくサッカーを続けてもらって、中学、そして高校年代で活躍する選手になってほしい」と話す。

 

練習を見守る本山真也コーチ

 

 キャプテンの杠(ゆずりは)穂玖くんは、2年生の時に友達に誘われたのがキッカケでチームに入団。ポジションは主に中盤、ボランチで、「パス、シュートには自信がある。チームワークが抜群。(アクアチャレンジカップ)初戦は全力で戦い、勝利を目指したい」と力強く語った。
 1学年年下の弟・晟那(せな)くんは、ディフェンダーで「自分より体格が大きな選手から、ボールを奪い取るのが楽しい」と兄の攻撃を後方から支える。

 

キャプテンを務める杠(ゆずりは)穂玖くん(左、6年)と、弟・晟那くん(5年)の兄弟。仲良くピースサイン

 また川崎蒼空(そら、6年)さん、西野光咲(ひさき、6年)さん、齊藤彩心(あみ、5年)さんらの女子トリオも要になっている。3人は、兄弟や友人の影響でサッカーを始め、今では楽しく練習に励んでいる。3人は「男子には負けたくない。1勝は絶対したい」と口を揃えた。

 

(左から)齊藤彩心、川崎蒼空、西野光咲の女子トリオもチームの要だ

 

 

 

チームHP:富田林中央JSC