松原FC天西
(南河内地区)

 

 

 

 チームは、Jリーグ発足で沸く1994年、天西小学校同好会の保護者から希望の声が上がり、翌95年にチーム結成となり、活動が始まった。

 

松原FC天西のメンバー

 

 練習は、主に土日に小学校グラウンドで行い、公式戦や大会に参加。平日水曜日にも練習を行っている。重丸監督以下8名のボランティアコーチ陣が指導。「勝敗にこだわらず、楽しくサッカーをすること」をモットーとしている。練習は「止める」「蹴る」「運ぶ」の基本をきっちりと教え、選手同士のお互いのコミュニケーションを大切にしている。

 

6年生を担当する日根武浩コーチ

 

 

 6年生を担当する日根武浩コーチは、チームに関わるようになって5年目となる。キャプテンを務める息子の慶大くんが1年生のときに入団し、チーム練習の手伝いの延長上で、2年生時より指導にあたるようになった。指導未経験ながらも、他チーム指導者から積極的にアドバイスを受け、日々コーチングの勉強に励み、最近ではD級ライセンスも取得している。指導のポイントについては、「ボールを大事にしパスをつなぐことと、1対1のときに負けないよう守備時には戦うこと、この2点を選手には重点的に伝えている」と話す。また「中学生になっても通用するように、選手の自主性を伸ばすこと、サッカー脳を鍛える練習メニューを課している」と、選手たちの将来を見据えている。

 

キャプテンの日根慶大くん。得意の左足で、試合を決める

 

 キャプテンの日根慶大くんは、幼稚園時に、父・武浩さんがセレッソサポーターであったこともあり、頻繁にキンチョウスタジアム(現ヨドコウスタジアム)に連れられ観戦したいたことがキッカケでサッカーを始めるようになった。自宅近くのサッカースクールに通い、小学校入学と同時にチームに入団。左利きということで、セレッソで好きな選手は、坂元達裕選手(現コベントリー、イングランドチャンピオンシップ)や、現所属のジョルディ・クルークスのプレーを参考にしているという。チームについては、「雰囲気がいいし、みんなで楽しくプレーできる」と話す。試合では、左足から繰り出すセットプレーやミドルシュートで、チームを勝利に導く。将来の夢は、「プロです。もちろんセレッソで(笑い)」と満面の笑顔を見せた。

 

 

 

 チーム結成当時は60名以上いたメンバーも、現在在籍者は26名となっている。チーム入団については、見学や体験入部を随時募集中している。

チームインスタグラム:松原FC天西