FC ALBA
(大阪市地区)

 

 

 

 2007年、春日出小学校の少年団チームが母体となり発足。此花区を中心に港区など市内から選手が参加している。

 

FC ALBAの選手たちとコーチ陣

 

 練習は、平日火、木曜と土日の週4回、春日出中学校長の計らいにより、同校グラウンドを無償で使用できている。前身の少年団時よりチームに関わる生島正明代表は「練習環境については、大変感謝している。コロナ禍の頃は、学校グラウンドが使用できず、遠く離れた施設まで自転車で移動し練習していた。投光器を用意するだけでも大変だった」と話す。

 

ナイター照明のともる春日出中学校グラウンド

 

 「ALBA」はスペイン語で『日の出』を意味し、一人ひとりの「個性を光り輝かせる」クラブを目指している。生島代表は、「選手を型にはめることはせず、個性を伸ばすのが大事」と話し、「1対1の練習は必ず行う。取られたら取り返せ、負けない気持ち、戦う気持ちが大事」と、対人練習に多くの時間を割き、個性的なシュート練習も行っている。練習の後半は、ミニゲームを実施し、「前線からのプレス、ボールを奪ってから早く攻撃に移ることを徹底させている」と、選手に精力的に声を掛ける。選手の力量を見極め、ポジションをコンバートし、個人、そしてチームとして成長させている。

 

 

生島正明代表

 

 主将を務める森山騎市くんは、社会人サッカーも経験している父親のもと、物心ついた頃から、サッカーボールを蹴り始めた。休日には、父親とともにドリブル練習などで技術を磨いた。「ポジションはトップ下。攻撃も守備もできる選手を意識している」と話すように、遠藤航(日本代表、現リバプール)や、ガンバ大阪・鈴木徳真のプレーを参考にしている。また「プレーで引っ張るのはもちろん、指示の声を出し、ピッチ全員を動かす」とチームの頼れる存在だ。今後、中学生では、Jクラブ下部組織に入団することが内定している。「ユースに昇格し、トップチームのプロとなり、活躍する選手になりたい」と将来について語った。

 

主将を務める森山騎市くん

 

 

 

 

チームHP:FC ALBA