玉櫛JSC
(三島地区)

 

 

 

 チームの歴史としては、1978年玉櫛小学校の当時の先生が小学校のサッカーチームとして発足し、その後、ボランティアの指導者、お父さんコーチに引き継ぎ、野球、バレー、サッカーの複合型スポーツ少年団として活動していた。2000年に玉櫛ジュニアサッカークラブ(玉櫛JSC)として独立しクラブチーム化し、今日に至っている。チーム出身者の中には、世代別代表にも選ばれた市丸瑞希や、三木良太(ともに元ガンバ大阪)などがいる。活動日は土曜日を中心に同校グラウンドと体育館を使用して行われ、現在約70名が所属している。

 

元気いっぱいの玉櫛JSCのメンバー

 

 基本方針は「選手・指導者・育成会みんなが主役」を合言葉に、楽しく活動する。玉櫛小学校を中心に近隣の小学校からもいろいろな子どもたちが集まり、みんなでサッカーを楽しんでいる。コーチングスタッフは約10名で担当コーチ制だが学年関係なく、各コーチが係わりあい、選手一人ひとりと接している。

 

6年生を担当する平松直樹コーチ

 

 高学年の担当は6年生を平松直樹コーチ、5年生を鈴木伸哉コーチがそれぞれメインで担当している。取材日には、低学年を担当する山脇久志コーチも指導に加わっていた。平松コーチは、「普段から平日の放課後に集まって遊ぶなど、メンバー同士は仲が良く、チームワークは抜群。それぞれの特徴、得意な分野を伸ばしてあげることを心掛けている」。鈴木コーチも「週1回の練習では、技術的なところを伸ばすのはなかなか難しい。選手それぞれのいいところを一つにして、いいチームを作っていきたい」と話し、メンバーの個性を伸ばす指導を心掛けている。

 

5年生担当の鈴木伸哉コーチ(左)のほかに、低学年担当の山脇久志コーチも指導にあたる。チーム内でのスタッフの意見交換、連係も活発に行われる

 

 主将の窪田璃人くんは、トップやサイドハーフで主に起用され、ロングスローも得意としている。スイミングスクールに通っていた経験もあり、持久力も持ち合わせている。ガンバ大阪のFWウェルトンのように体躯を生かした突破で、相手ゴールを目指すスタイルだ。チームでボランチのポジションを務める平松尚悟くんは、端正な顔立ちとは裏腹に、目標とする選手・昌子源(現町田、元ガンバ大阪)のボールを奪う技術などを参考に、運動量、フィジカル勝負でボールを奪うのを得意としている。

 

主将の窪田璃人くん
チームの攻守の要となる平松尚悟くん

 

 

チーム入団については、チームホームページや、練習見学や体験入部を随時募集している。

 

チームHP:玉櫛JSC