中宮JSC
(北河内地区)

   

 

 

 中宮JSCは1976年に、丸野正美氏によって創設され、今年度、50周年を迎えている。枚方市の禁野小学校、中宮小学校、山田小学校の中宮区域を中心に活動し、区域以外の小学校からも多くの選手が集まり、現在70人あまりが在籍している。卒団生の中には、クラブ初のJリーガー・石丸清隆(9期生・元福岡、京都など、現岐阜FC監督)や、狩野倫久(12期生・現なでしこジャパン監督の)などがいる。

 

揃って「ワホー」ポーズを見せる中宮JSCのメンバー

 

 練習は、土日を各校グラウンド中心に、また平日火水には禁野小グラウンドでスキルアップを図り、試合に向け鍛錬を積んでいる。コーチは保護者コーチ、学生コーチを含め14名で指導にあたり、ボランティアを基本にしたクラブ運営となっている。

 

 

 チーム理念は、サッカーを通じ心身の健全な発育を促進することを目的とし、サッカーの楽しさを知ってもらうことにより積極的姿勢を引き出し、自分で考え工夫する個性的なプレーヤーづくりを目指すこと。
 2009年にチーム代表の座を引き継いだ住田安弘監督は、チーム方針について、
①子供達が楽しくできているか?
②子供達の成長を育む上でどの様な環境を与えるのが良いか?
③試合の勝ち負けよりも大切なものは何のか?
上記3つの点が大切だと考え、そのことを踏まえ、「子供たちに指導にあたるコーチの役割は何なのか?」そこがクラブの原点になると考えているという。

 

笑顔を見せる住田安弘チーム代表兼監督

 

 こういった考えは、住田代表自身が、大手メーカー勤務時に海外赴任した際、現地スタッフとの会話や技術指導などで接した経験にも通ずるところがあるという。「ひとりひとりそれぞれがいろいな技術や才能をもち、可能性を秘めている。時代とともに指導方法も変化しているが、我慢強く育てていくのは、どの時代でも同じ。最初はなかなか伝わらなかったとしても、いかに選手たちのモチベーションを上げて、物事に取り組ませてあげるかが大事だと思う」と話す。
 チームの現状は、数年前までは1学年につき10人も集まらず公式戦の出場もままならない状況にも陥っていたというが、「最近の少子化の上、クラブチームの増加により団員が集まりにくい環境になっているが、コロナ禍を経たここ数年間、チームへの入団者が急増している。」と笑顔を見せる。活動区域の禁野小の児童が多く入団しているおり、「いきいき広場サッカー教室」などのイベントの活動の成果が見えているようで、「地域貢献の役割を担い、チームの歴史と理念を下に、地域に根付いた活動を地道に続けてきた事を認めて頂いている証しだと思う」と、誇らしげに語った。

 

練習を見守る6年生を担当する壁瀬篤史コーチ

 

 6年生を担当する壁瀬篤史コーチは、自身の息子(現高1)が小学生時にともに入団し指導するようになった。息子の卒団後も「地域の子供たちの成長に貢献を続けたい」とチームに残り、最高学年の指揮を任されている。指導に関しては「やんちゃで元気いっぱいの子供たちが揃っている。しっかりコミュニケーションを取り、選手ひとりひとりに向き合い、選手それぞれに合ったアドバイスをするようにしている。練習からもメリハリをつけさせ、オフザピッチも大事な事。これから続く中学、高校とサッカーを楽しく続けてもらえるようにしたい」と話した。

 

チームを引っ張る主将の川渕琉仁くん

 

 チーム主将の川渕琉仁くんは、小学3年生の頃にチームに入団、主にCBとしてプレーしている。チームについて「全員の気持ちが入っているときと、入っていないときなど、いい時と悪い時の差がはっきりしていることが度々ある。切り替えを意識し、チームみんなが集中するように声がけしている」と、まとめ役に徹している。好きな選手はファンダイク(リヴァプール、オランダ代表)」で、「1対1は負けない。スピード勝負も大丈夫」と力強く話す。公式戦については「チーム一丸、一戦一戦勝利を目指したい。(北河内)地区でも上位に食い込めるように」と意気込みを話した。

 

 

 

 

 

チームHP:中宮JSC