B3 東京Uが首位・岩手に67-73の僅差で敗れる
プレーオフ進出に向けてGAME2でリベンジを誓う!

東京Uがプレーオフ進出に向け、東宏輝が21得点、マイケル・クレイグが20得点の活躍を見せるものの首位・岩手に苦杯を喫する

 

 

5本の3点シュートを含む21得点をあげる活躍を見せた東京U・東宏輝

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)第19節となる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と岩手ビッグブルズ(岩手)のGAME1が17日、東京・江東区の有明アリーナ(サブ)で行われ、東京Uが岩手に67―73の僅差で苦杯を喫した。

 

岩手のディフェンスに苦しめられる中、20得点をあげる活躍を見せた東京Uのマイケル・クレイグ

 

昨年9月末に開幕した同リーグの2022―23シーズンは終盤戦を迎え、上位8チームが出場するプレーオフに向けて、各チームが激戦を繰り広げる中、ベルテックス静岡と31勝5敗と同じ勝数で首位に立つ岩手は、前節(第18節)でプレーオフ進出を決めた。

 一方、同リーグ6位でプレーオフ進出を目指す東京Uは、首位・岩手との対戦はプレーオフ進出に向けて、大きな関門となるゲームとなった。

 第10節に岩手とのアウェー(12月10、11日@盛岡タカヤアリーナ)2試合を、1勝1敗のイーブンとしていた東京Uは、ホーム有明で勝ち越すために、試合前から気合を入れて臨んだ第1Qで、岩手が6本の3点シュートなどを確実に決めて、15―22の7点差のビハインドからのスタートとなった。

 第2Qに入り、東京Uは東の2本の3点シュートや、マイケル・クレイグの8得点など、岩手のディフェンスを破り、23―18と5点を挽回し、前半を38-40の2点差でハーフタイムに突入した。

 

選手たちを会場のファンと一緒に熱く応援したマスコット「ユナイト」

 

しかし、第3Qに入ると首位を走る岩手の強さが、東京Uのディフェンスを苦しめ、岩手が3本の3点シュートを含む16点に対して、東京Uは3点シュートは東の1本のみと、47―56とリードを広げてしまった。

 最終の第4Qで、東京Uはファンの声や拍手など大きな声援を力に変えて、20-17と得点を挽回したが、GAME1は67-73の6点差で敗れた。

 

 

試合後、ファンに対して感謝の気持ちとGAME2でのリベンジを伝えた東京Uの選手たち

 

 試合後、東京Uの早水将希ヘッドコーチは会場のファンに対して「両チームの試合は岩手さんが総失点で1位、うちが2位ということで、本当にディフェンスの我慢の試合というところで、最後のシュートをノーマークで決め切った岩手さんのほうが最後は一枚上手だったのかと思います。ただ、ゲームを見ていただいたとおり、勝てないとは思っていません。明日必ず、リベンジしたいと思いますので、明日も会場に足を運んでいただき、応援宜しくお願いします」と、ファンに挨拶した。

 

岩手との試合を冷静に振り返るとともに、GAME2へのリベンジをファンに伝えた東京Uの早水将希ヘッドコーチ

 

 GAME2に向けて早水HCは「チームはディフェンスを我慢してやり続けるチームという所でやってきました。ターンオーバーに関しては今週、岩手さんのディフェンスがハードだという所を理解した上で1週間取り組んできたのが、ターンオーバーの数では結果としては良いバスケットボールができたのではないかと思います。(岩手の3点シュートが50%決まったことに対して)確率は高いシュートを与えてしまったという所で、全部を止めるということは難しいんですが、必ず策はあると思いますので、今日は岩手のディフェンスの変化があった時に、コーチとして僕が中々良い対応をすぐに選手に示せなかったという事が心残りであるので、明日必ず修正して勝ちにいきますので、宜しくお願いします。岩手は首位を走る強いチームですが、僕たちも負けていないと思っています。プレーオフ進出に向けても、GAME2はかなり大切なゲームになると思いますので、共に闘っていただければと思います」と、ファンに更なる応援とチームのリベンジを約束した。

 岩手とのGAME2は、18日(土)14時試合開始で、有明アリーナ(サブ)で行われる。

 

ハーフタイムで車いすバスケットボールでのシュートチャレンジゲームを行った東京U・家本賢太郎代表(写真右から2人目)とファン代表たち

 

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