B3・2位東京Uと3位香川が有明アリーナ(サブ)でホーム<GAME1>で直接対決<GAME1>
白熱した試合展開の末、東京Uが84ー82の2点差で香川を破り、13連勝を達成!

2024ー25プレーオフ出場権を得た両チームの試合に724人が来場!20得点を挙げた東京U・長尾光輝がMVP!!

 

小さな身体を張って、スピード感あふれるプレーで20得点を挙げた東京Uの長尾光輝

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズン第24節、暫定2位(※)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同3位(※)の香川ファイブアローズ(以下、香川)とのGAME1「Presented by BIPROGY」が3月10日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、84―82の2点差で東京Uが香川を破り、13連勝を達成すると同時に、ホームでの連勝記録を18にのばした。

 

東京Uに期限付き移籍したトビン・マーカス海舟の応援を兼ねてゲスト出演した古巣のB1千葉ジェッツのマスコット「ジャンボくん」はユナイトと記念撮影

 

 今季も終盤戦を迎える中、リーグ上位8チームで行うプレーオフへの出場権を獲得し、B3優勝&B2昇格を目指す暫定2位の東京Uと、同3位の香川とのホーム試合は、試合開始前から選手、スタッフ、そして、来場した両チームのファンやブースターも気合が入りまくった。

 

試合前のウォーミングアップから選手たちに青援を送り続けた東京Uのファン「BLUE RABBITS」のメンバーたち

 

 そして、19時のティップオフから試合終了までの40分間は、まさに両チームの意地と意地がぶつかり合う白熱した試合となった。

 

東京Uの田口暖は攻守でスピード感あふれるプレーに加え、第1Qで2本の3点シュートを決める活躍を見せた

 

 第1Qから攻守に渡り素早い展開となり、1点を争う一歩も譲らぬ試合展開となる中、東京Uは田口暖の2本の3点シュートをはじめ、トビン・マーカス海舟、長尾光輝が各6得点を挙げて、20―20でこのクオーターを終了した。

 

前節・しながわシティバスケットボールクラブとの2試合を欠場した東京Uのローカス・ガスティスは元気にコートに復帰

 

 続く、第2Qも得点の取り合いとなり、気迫あふれるプレーが繰り広げられ、東京Uは前節を欠場し今節に復帰したローカス・ガスティスが6得点、長尾光輝も6得点を挙げたが、香川も得意とする3点シュートを確実に決めたりと、40―41の1点リードを許す展開で前半を終了した。

 

東京Uのリース・ヴァーグは3点シュートを含む12得点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献した

 

 ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入り、両チームのプレーが会場をヒートアップさせ、香川が4本の3点シュートなどで着実の得点を挙げるが、東京Uもリース・ヴァーグが3点シュートを含む8得点、今林萌も3点シュートを含む5得点を挙げ、64―66の2点リードを許し、2位東京Uと3位香川のGAME1は最終第4Qへ。

 

リードを許す展開の中、第4Q開始早々に東京U主将の川島蓮の3点シュートで流れを作った

 

 第4Qに入り、月曜日の夜開催となった有明アリーナ(サブ)に来場した724人の両チームのファン&ブースターがこの試合一番の声援を送る中、GAME1の勝利を手にするために両チームの選手たちは身体を張ったプレーで死闘を展開した。香川が2本の3点シュートなどでリードする中、東京Uは川島蓮が3点シュートを含む7得点、そして、試合終盤で長尾光輝がフリースローを確実に決めて、辛うじて2点のリードを守った東京Uが84―82の2点差でGAME1を勝利し、チームの連勝を13としたほか、ホーム試合の連勝記録を18にのばした。

 

第4Q終盤にフリースローを確実に決めて、東京Uの勝利を決定づけた長尾光輝

 

 試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチは香川とのGAME1で戦った40分間を振り返った。「本日もご声援ありがとうございます。試合前から凄く緊張感のある感じで、プレーオフさながらの凄く良いゲーム展開だったと思いますが、最後にうちのチームが勝ち切れたんですけど、どっちに転ぶかわからない凄く白熱した試合だったかなぁと思います。(試合前から緊張感のあるウォーミングアップからのスタートとなったが、選手たちにどんな言葉をかけたか)プレーオフゲームだよって話をしたので、お互いに2位と3位でプレーオフでのホーム開催を決めるのに、譲らぬ戦いがあるかなって思っているので、今日勝ってうちがアドバンテージを取りたいなって思っていたので、そこが取れて良かったです。(第4Qも残り3分を切ったあたりから、過去最高ぐらいの大声援があったがベンチまで届いていたか)満員のお客さんに後押しをしていただいたので、選手たちも頑張れたかと思います。(GAME2に向けて)明日は今日以上に香川さんがディフェンス、オフェンスもアグレッシブに来ると思いますので、うちはしっかりとやり返せる様に、今日のゲームは忘れて、明日また40分間残り戦える様に頑張っていきたいと思います」と、香川とのGAME2に向けて、更なる青援をお願いするメッセージを送った。

 

東京Uの橋爪純ヘッドコーチは満員となった有明アリーナ(サブ)での強豪・香川とのGAME1を振り返ってのメッセージを送った

 

 そして、死闘を繰り広げた香川とのGAME1のMVPに選ばれたのは、20得点を挙げた東京Uの長尾光輝が選ばれた。「こういう競った試合を勝ち切れたってことはチームにとっても大きいと思うので、凄く嬉しいです。(第4Qの最後で緊張感のある中でフリースロー2本を決めたが)シーズン序盤に全然フリースローが入らなくて、練習して最近入っていたので、お客さんの声も凄く聞こえてきて、緊張感なく打てました。(大きな外国籍の選手に対してスピードあるアタックもたくさんあったが)大きい選手にはスピードで負けたくないというのがあるので、大きな選手にも小さな選手が立ち向かっていけるていう姿を子どもたちにも見せたいと思っていたので、今日は良かったです。(香川とは2勝の差がついたがGAME2に向けて意気込みを)まず、今日は月曜の夜遅い時間に応援していただき、ありがとうございました。明日も競った試合になると思うので、皆さん明日も試合を見に来てください」と、メッセージを送った。

 

MVPは20得点を挙げて、プレーオフのホーム試合開催権獲得に向けて、大きな活躍を見せた東京Uの長尾光輝が選ばれた

 

 東京Uの次戦は、有明アリーナ(サブ)で香川とのGAME2で、11日(19時試合開始)だ。

 東京Uを会場で、バスケットLIVEで青援しよう!

(※順位は3月10日、GAME1開始前時点)

 

試合後に東京Uのトビン・マーカス海舟は古巣・千葉ジェッツのマスコット「ジャンボくん」と記念撮影

 

https://tubc.tokyo/