
「OCS presents HOME GAME」として有明アリーナ(メイン)で行われた東京Uと立川との戦い
りそなグループBリーグ2026-27シーズン「BリーグONE(以下、Bワン)」第4節、東地区の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と同・立川ダイス(以下、立川)との「OCS presents HOMEGAME」が10月13日、東京・江東区有明の有明アリーナ(メイン)で行われ、80―71で東京Uが立川に勝利し、前節から続く連勝を4にのばした。

東京Uは司令塔&主将・田口暖がスピード感あふれるディフェンス&オフェンスでコート上を躍動した
10月3、4日に有明アリーナ(メイン)で行われた第2節、ホーム開幕戦となったアースフレンズ東京Z戦を1勝1敗とした東京U。前節(第3節)は、初対戦したBワン西地区のバンビシャス奈良とのアウェイ試合で、GAME1は90―59、GAME2を90―66と連勝し、再びホーム有明へと戻ってきた。

3連休明け、平日夜の試合には1,035人が来場し、両チームの試合を盛り上げた
今回対戦する立川は昨季B3リーグの王者となった強豪チーム。東京Uにとっては、昨季プレーオフに勝ち進み、セミファイナルで敗退を喫した相手で、リベンジを果たすために負けられない試合となった。
立川は今季、元東海大バスケ部の名称陸川章氏をヘッドコーチが指揮を執り、どのような戦い方をするのか、東京Uにとっても注目が集まる中、第1Qがティップオフした。

東京Uのマックス・ヒサタケは第1Qから8得点を挙げる活躍
東京は、ジェイディエル・コルディリア(JD)が負傷欠場し、奈良戦から中2日での試合となり、疲労が心配されたが、選手たちは第1Qからコート上で躍動した。マックス・ヒサタケが8得点、徳川慎之介、川島蓮が3Pシュートを含む5得点、ジョーダン・フェイゾンの4得点など25得点を挙げる。

東京U副主将・川島蓮は2本の3Pを含む12得点を挙げる活躍
一方、立川も着実に得点を重ねて26得点と、両チーム共に一歩も引かない僅差での戦いとなる中、第1Qが終了した。
続く、第2Qに入ると、両チームが3Pシュートを効果的に決める展開となった。立川が3本の3Pシュートを含む18得点を挙げたのに対し、東京Uは田口暖、川島蓮、ケドリック・ストックマンJr(KJ)が各3Pシュートを決めるなど、21得点を挙げ、46―44の2点差で前半を終了した。

東京Uのケドリック・ストックマンJr(KJ)は3Pシュートを含む9得点を挙げる活躍
ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入ると、両チーム共に得点を中々挙げる事ができず、立川が2本の3Pシュートを含む14得点に対し、東京Uはジョーダン・フェイゾン6得点、KJ、マックス・ヒサタケが各4得点を挙げ、第3Qが終了して62-58とリードを4点に広げて、勝負は第4Qへ。

東京Uのジョーダン・フェイゾンはチーム最多の21得点を挙げる活躍
最終第4Qに入り、東京Uが強度のディフェンスで13得点に抑える中、田口暖が3Pシュートを含む5得点、ジョーダン・フェイゾンも5得点を挙げて、立川とのホーム試合を80―71の9点差で勝利し、東京Uは連勝を4にのばした。

東京U主将の田口暖は2本の3Pシュートを含む8得点を挙げる活躍でMVPを獲得
試合後、立川とのホーム試合のMVP選手が発表され、勝利に大きく貢献した東京Uの田口暖が選ばれた。

竹本タクシーDJからのインタビューに答えるMVPを獲得した東京Uの田口暖
竹本DJ 非常に苦しい一戦となりましたが、今日勝ち切って4連勝を達成する事ができました。今の気持ちを聞かせてください。
田口 まず、本日はたくさんのご青援ありがとうございました。立ち上がり凄い自分たちのペースがつかめなくて、モヤモヤした感じでしたが、自分が出た時にはしっかり自分らしさというか、激しいディフェンスをやって流れを持ってこようと思って、それが回りも乗ってきてくれて繋がったので良かったと思います。
竹本DJ ありがとうございます。さて、今日は非常に立川ダイスのインサイドプレーを中心にリバウンドで中々差をつけられる所もありました。あの辺りどんな言葉をかけながら、チームでプレーをされたのでしょうか?
田口 奈良戦もそうだったのですが、JDがケガをしてしまって、フェイズとマックスとウェスもですが、ハッスルしている所で、少しでも助けになりたいということで、トラップいったら、それが成功して良かったかなと思います。
竹本DJ ありがとうございます。これで4連勝になりました。今のチームの雰囲気はいかがでしょうか。
田口 自分らしさというか、TUBCらしいディフェンスができれば、絶対に勝てると思うので、ここから5連勝、6連勝としっかりと勝ち続けたいと思います。
竹本DJ ありがとうございます。最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
田口 日曜日、月曜日とまたここで試合があるので、また応援していただけると嬉しいです。ありがとうございました。

葉山HC 相手の2ビッグのラインアップの際にリバウンドが取れないシーンが続いてました。それだけでなくガード陣にも飛び込まれ、何度もセカンドチャンスを与えてしまったことが、試合を通して苦しい時間帯が続いた大きな要因だったと感じてます。 ただ後半、自分たちのディフェンスのインテンシティを上げて高めることができました。特に、田口選手を筆頭にしっかりとプレッシャーをかけてターンオーバーを誘発し、そこから走ってスコアにつなげるという、TUBCらしいバスケットボールが試合終盤にかけて展開できたことが、この勝利という結果に繋がったと思っています。
葉山HC 今節への準備期間の面で相手を徹底的にスカウティングする時間が十分にとれなかったという点と、外国籍選手が2名しかいない中でどう戦うかという課題意識は持っていました。
葉山HC 昨シーズンから継続して一緒にプレーしているメンバーが多いので、ディフェンスのベース自体はすでに高いレベルで出来上がっています。そこに新加入したマックス選手たちがチームのローテーションやプレッシャーをかけるタイミングをより深く理解し、チームとしてさらにギアを上げられるようになれば、ディフェンスの完成度は一層増していくと考えています。
葉山HC 徳川選手はサイズがあり足も動くプレーヤーです。相手のタッカー選手はボールスクリーンも使えて3Pも得意な選手ですので、ディフェンスのスペシャリストであり、日頃から外国籍の3番ポジションを守り慣れている徳川選手に託し、抑え込んでもらう狙いがありました。

徳川 個人的には特別思い入れのあるゲームの一つでした。相手チームの陸川ヘッドコーチは、僕が大学(東海大学)の4年間でバスケットボールだけでなく人柄まで教えていただいた恩師です。試合前にもロッカー室に挨拶に来ていただいて「よろしく」と声をかけてもらいました。恩師に対して「自分がどれだけ成長できたか」をプレーで見せたいという強い意気込みを持ってコートに入りました。個人としてのパフォーマンスは上手くいかない部分も多く反省もありますが、そういった感情面も含めて特別な思いで臨んだ一戦でした。
徳川 そうですね。ヘイモンド選手はサイズもありフィジカルも非常に強いプレーヤーです。自分がつくことでディフェンス面でアドバンテージを作らせないようにすることがチームのゲームプランでした。結果として、個人としてはかなりやられてしまったと感じています。ヘイモンド選手は昨シーズンに得点王を獲得しているような素晴らしい選手ですし、自分のプレーには課題や修正点が大きく残りました。「もっと抑え込めたのではないか」という悔しさもありますが、この反省を振り返って次のプレーに活かしていきたいです。
徳川 過去3シーズンはレンタル移籍という形でしたが、今シーズンから完全移籍となり、本当の意味で「このチームの選手なんだ」という責任と自覚が芽生えています。TUBCはまだ設立されて数年の新しいクラブですが、非常に高いポテンシャルを秘めています。この先100年、200年と続いていくクラブになっていく中で、創設期の今、僕たち選手やスタッフがどういうカルチャーを作り上げていくかが、今後のクラブのレガシーになります。「TUBCといえばこういう熱いチームだ」と誇れる文化を作るためにも、コート内外で責任感を持ってプレーし、毎試合良い状態で戦い続けて勝利に貢献していきたいです
東京Uのホーム試合次戦は、10月18日(試合開始17時05分)、19日(同・19時05分)に有明アリーナ(メイン)で行われる山形ワイヴァンズとの2試合だ。有明アリーナでのホーム初勝利を目指して、会場を青く染めて、皆で熱い青援を送ろう!
<写真協力:東京ユナイテッドバスケットボールクラブ>