Ｂ３プレーオフ・レギュラーシーズン２位東京Ｕと初のホーム開催で同・７位東京Ｚが有明アリーナ（サブ）で対戦
東京Ｕが最後まで流れを掴めず７１ー８３の１２点差で東京ＺにＧＡＭＥ１で敗れる！

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Ｂ３プレーオフ・レギュラーシーズン２位東京Ｕと初のホーム開催で同・７位東京Ｚが有明アリーナ（サブ）で対戦
東京Ｕが最後まで流れを掴めず７１ー８３の１２点差で東京ＺにＧＡＭＥ１で敗れる！

東京Ｕがリーグ創設３年目で初のホーム開催となったプレーオフ初戦に惜敗！ＧＡＭＥ２でのリベンジを約束！！

チーム創設３年目で初めてホームでプレーオフを開催し、有明アリーナ（サブ）には７０５人が来場した

　レギュラーシーズン上位８クラブによるＢ２昇格をかけた男子プロバスケットボールＢリーグ３部（Ｂ３）プレーオフ２０２４―２５で、同・２位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ（ＴＵＢＣ、以下＝東京Ｕ）と、同・７位アースフレンズ東京Ｚ（以下、東京Ｚ）との準々決勝（クオーターファイナル）ＧＡＭＥ１が４月２５日、東京・江東区有明の有明アリーナ（サブ）で行われたが、７１―８３で東京Ｚに東京Ｕが敗戦を喫した。

東京Ｕのリース・ヴァーグは４本の３点シュートを含むチーム最多の１７得点を挙げる

　リーグ創設３年目で、４３勝９敗という好成績で２位となり、初のホーム開催権を手にした東京Ｕ。有明アリーナ（サブ）には７０５人が来場し、プレーオフの試合開始前から熱気に包まれたが、東京Ｕの選手、スタッフ、そして、ブースター＆ファンにとってはとても悔しい試合となってしまった。

東京Ｕの今林萌はスピード感あふれるプレーで２本の３点シュートを含む１５得点を挙げる

　初のホーム開催で対戦したのは、今季２７勝２５敗で７位となり、Ｂ３プレーオフに初めて出場した東京Ｚ。両チームの今季の対戦は１月に行ったアウェイ戦で、１勝１敗のイーブンの結果だったが、プレーオフのＧＡＭＥ１は、第１Ｑから両チームのＢ２昇格、Ｂ３優勝を目指す白熱した試合となった。

東京Ｕのローカス・ガスティスは高さを活かした攻守のプレーで活躍し９得点を挙げる

　第１Ｑ、東京Ｚが得意とする３点シュートに苦しめられ４本の３点シュートなどで１８得点を挙げる。東京Ｕも今林萌が３点シュートを含む５得点、リース・ヴァーグ、田口暖が各３点シュートを決めるなど１７得点を挙げたが、１点のリードを許す展開となった。

東京Ｕの長尾光輝は３点シュートを含む８得点を挙げた

　続く、第２Ｑは東京Ｕの攻守のリズムが良くなり、東京Ｚの攻撃を３点シュートを１本に押さえ１４得点に押さえる一方で、東京Ｕはリース・ヴァーグが２本の３点シュート、上田雅也の３点シュートなどで１８得点を挙げて逆転。前半を３５―３２の３点リードで終了した。

有明アリーナ（サブ）に集まった東京Ｕのブースター＆ファンたちは試合の最後まで大きな声で応援でチームを後押し

　ハーフタイムを挟み第３Ｑに入ると、東京Ｕはリズムに乗れず、東京Ｚの攻撃を止めるどころか、勢いをつけてしまう展開となった。東京Ｚは効果的な４本の３点シュートなどで２３得点を挙げる。東京Ｕは東京Ｚのディフェンスと自陣のミスも重なり、１２得点に押さえられて、４７―５５と８点のリードを与える厳しい状況となった。

東京Ｕの田口暖はこの日の試合で身体を張った献身的なプレーを見せた

　Ｂ２昇格、Ｂ３優勝に向けて負けが許されないプレーオフで、まずは１勝を挙げたい東京Ｕは、第４Ｑで何とか逆転を狙うが、リース・ヴァーグ、長尾光輝が各３点シュートを含む６得点、今林萌も３点シュートを含む５得点を挙げたが、最後まで流れを掴み切れず、東京ＺとのプレーオフＧＡＭＥ１を７１―８３の１２点差で敗れた。

試合後、宮田諭をはじめ東京Ｕの選手たちは悔しい表情を見せた

　試合後、東京Ｕの橋爪純ヘッドコーチは「本日もご声援ありがとうございます。うちのペースではなく、相手のペースで終始試合が動いてしまったというのが、今日の試合の敗因かなと思います。（今日は非常に連携という所で中々自分たちのバスケットボールができなかったと思います。ターンオーバーを数えると２２という結果になってしまいました。明日に向けて、どのように修正するか）相手が凄く、上手く守っていたというより、自分たちの簡単なパスミスであったり、ちょっと消極的なプレーの所からターンオーバーが多く、ターンオーバーに関しては強い気持ちを持つということが凄く大事かなと思います。また、リバウンドもかなりやられたので、明日はそこが勝負の分かれ目かと思います。相手も（プレーオフに向けて）凄く対策してきていると思います。どうやったら自分たちのペースに持ち込めるかということをもう一度考えて、ＧＡＭＥ２で遂行できる様に、必ず勝って第３戦まで行ける様にしていきたいなと思います。（この悔しさは明日、明後日晴らしましょう。明日に向けてメッセージを）ＧＡＭＥ２は土曜日なので、皆さんからの更なる応援、後押しを宜しくお願いします」と、負けたら終わりという崖っぷちとなった東京Ｕが、東京ＺとのＧＡＭＥ２でのリベンジを東京Ｕのブースター＆ファンに約束した。