住吉大社SC（大阪市地区）

　住吉大社サッカークラブは。２００２年に創設された。小学１年から中学３年までジュニア約６０人、ユース約８０人が在籍している。ジュニア（小学生）の練習は、火・金曜が住之江区役所裏グラウンド（午後５時から６時３０分）、木曜は高師浜グラウンド（午後６時３０分から８時）、日曜は住吉公園（午前９時から１１時）で行っている。

　コーチは専任４人を含む11人。指導理念は「サッカーを通じて青少年の精神ならびに心身の健全な育成を図り、会員相互の協調と信頼を深める」とし、「スポーツの喜びと楽しさを伝え、地域への貢献、ひいては日本サッカー協会の発展に寄与する」ことを目指す。　練習内容は、基礎から入念に行い、パスのやり取りからトラップ、３対１のパス回しで汗を流した後、ミニゲームで実戦的なテクニックを身につける。

　６年生を指導する島並貴樹コーチは、ミニゲーム中も気になるポイントで止めて動き方のチェックをするなど細やかに指導を行っている。入部希望は随時受け付けており、グラウンドでの練習体験が可能。

　飯野汐斗キャプテンは幼稚園の時に友達に誘われサッカーを始めた。チームでは主にディフェンダーを務め、たまにトップにも入る。「このチームの良さはまとまりがあるところ。コーチの教え方も分かりやすいと思います」。くら寿司カップは予選敗退したが、全日リーグはこれからが本番。中央大会出場を目標に日々の練習に熱心に取り組んでいる。