B3・東京Uが荒川総合SCで初のホーム試合で新潟と対戦
103ー64の今季2度目の100点ゲームで東京Uが新潟を破り9連勝&ホーム16連勝!!

B3優勝、B2昇格を目指す東京Uは主将・川島蓮が16得点、3アシスト、4スティールの活躍でMVPを獲得!

 

新潟とのGAME1で攻守で活躍した東京U主将・川島蓮

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第22節、暫定2位(※)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同6位(※)の新潟アルビレックスBB(以下、新潟)とのGAME1「矢吹炉研 presents BLUE DAY」が2月21日、東京・荒川区南千住の荒川総合スポーツセンターで行われ、103―64の39点差をつけて東京Uが新潟に勝利し、9連勝を達成すると同時に、ホームでの連勝記録を16にのばした。

 

東京U初の荒川開催となった新潟とのGAME1試合前、選手たちは子どもたちと一緒に入場した

 

 東京Uは今週17、18日に有明アリーナ(メイン)での第21節・ヴィアティン三重戦後、中2日空けてのホーム試合。荒川総合スポーツセンターで初開催となった試合には、両チームのファンやブースター703人が来場し、試合開始直後から会場内に熱い応援が沸き起こり、好試合が期待された。

 

この日も第1Qから存在感のあるプレーで会場を大いに沸かせた東京Uの新戦力、トビン・マーカス海舟

 

 東京Uは、今月14日にB1・千葉ジェッツから期限付き(レンタル)移籍で入団したトビン・マーカス海舟のほか、専大から入団した齋達也など、新戦力が増えて一気に豊富なタレントが揃い、B3優勝、来季B2昇格に向けてギアを上げた東京Uの勢いを、新潟は止めることができなかった。

 

第1Qから高さをいかした攻守に関わるプレーで東京Uの勝利に貢献したアンジェロ・チョル

 

 第1Q、東京Uの強度の高いディフェンスが新潟のオフェンスを12点に抑える一方で、東京Uはトビン・マーカス海舟、ローカ・ガスティス、アンジェロ・チョルらが各4得点を挙げて、第1Qを25―12の13点差の幸先良いリードでGAME1をスタートした。

 

東京Uのローカス・ガスティスはこの日も身体を張ったプレーで11得点を挙げる活躍を見せた

 

 続く第2Qも、東京Uは新潟に対して10失点とディフェンスが冴え渡る中、トビン・マーカス海舟が8得点、リース・ヴァーグが6得点、ローカス・ガスティスが5得点と着実に得点を重ねて東京Uは38得点を挙げ、前半を53―22の31点差とリードを更に広げてハーフタイムに突入した。

 

東京Uのリース・ヴァーグは第3Qで3本の点シュートを挙げるなど、この試合は17得点を挙げる活躍を見せた

 

 ハーフタイム終了後、第3Qに入ると新潟のオフェンスにスイッチが入り、両チームが1点を争う試合展開となったが、東京Uはリース・ヴァーフが3本の3点シュートを挙げたほか、川島蓮が6得点を挙げ、78―48の30点差をつけた。

 

東京Uに入団後、初のフィールドゴールを決めた齋達也

 

 最終第4Qに入り、再び東京Uの強度の高いディフェンスで新潟を16点に抑える中、東京Uは今林萌が2本の3点シュートを含む10得点、川島蓮も5得点、トビン・マーカス海舟が4得点を挙げる活躍を見せて、新潟とのGAME1は103―64の39点差で今季2度目の100点ゲームとなり、東京Uは連勝を9にすると共に、ホームでの連勝記録を16にのばした。

 

最終第4Qでスピードあるプレーと2本の3点シュートでこの試合14得点を挙げる活躍を見せた東京U・今林萌

 

 試合後、東京Uとして初の荒川開催となったホーム試合を、東京Uの橋爪純ヘッドコーチが振り返った。「本日も応援ありがとうございます。ここで試合をするのが初めてだったんですけど、今日初めて試合を見に来た方もいらっしゃるかもしれません。うちのチームのスタイルは、ディフェンスをアグレッシブに40分間、80分間必死に脚を使って戦うってスタイルだったので、今日はそれを表現できて凄く良かったかなと思います。(今日はアシストが全体で28とボールも良く回っていたが)しっかりスクリーンを使ってオープンな選手を作って、そこから攻撃の起点を作っていこうということを話してきて、今日はそこが良くスクリーンの所もしっかりと掛けられて、オープンなシュートが打てたのは今日の試合の点差になったのかなと思います。(第3Q後半に入って、新潟のアウトサイドなどが決まるケースが多くなったが明日に向けて)今日のゲームはもう終わったことなので、しっかりと気持ちを切り替えて、明日は立ち上がりから今日の様なゲームができる様にしっかりと選手たちにファイトしてもらいたいなと思います。(最後にファンに向けて)明日もここで試合がありますので、皆さんお友達とかを連れて来ていただき、更に大きな応援を送っていただけたら選手たちの後押しになりますので、宜しくお願いします」と、メッセージを送った。

 

初開催となった荒川でのホーム試合に来場したファンに対して、東京Uのディフェンス力のチームスタイルを見せられたと話す橋爪純ヘッドコーチ

 

 続いて、新潟とのGAME1のMVPには16得点、アシスト3、スティール4の活躍で東京Uの勝利に大きく貢献した主将・川島蓮が選ばれた。「しっかりと勝てて良かったです。(現在スティールがリーグで2位、今日は4つということで1位に少し迫ることができたが)前からミッキー(長尾光輝)とかが頑張ってくれて、それでスティールが生まれているので、まぁ皆のスティールってことで僕だけではなくて、チームのスティールだと思っています。ありがとうございます。(今日は16得点ということで、川島選手の今日のプレーは何点つけますか)ケガしていないし、点とってスティールもしたし、50点ぐらいです。(明日のGAME2に向けて)明日もたくさんのお客さん来るの待っています」と、MVPの喜びと共にGAME2への意気込みを伝えた。

 

16得点、3アシスト、4スティールの活躍でMVPに選ばれた東京U主将・川島蓮

 

 東京Uの次戦は、あす22日(土/試合開始15時)に荒川総合スポーツセンターで行われる新潟アルビレックスBBとのGAME2だ。

(※順位は2月22日、GAME2開始前時点)

 

東京Uホーム試合が行われた荒川総合スポーツセンター

 

https://tubc.tokyo/