FC茨木ESB(三島地区)


 クラブの創設は2011年、柿原光宏代表の当時小学3年生だった娘の「女の子だけでサッカーがしたい」の一言がきっかけとなり、ガールズチームが誕生した。現在、ジュニア(小学生)は42人で、キッズから中高生、大学生、マザーズ(保護者)を含めると85名が在籍。コーチは協会認定コーチを含め11名いる。

FC茨木ESBのみなさん。キッズからマザーズまで、全ての年代の女性がサッカーを楽しめる

 
 練習は茨木市の西河原公園グラウンドが中心で、平日夜と、休日の日中に、1回2時間、週3回〜6回の活動が基本だ。クラブ方針は、「楽しく(Enjoy)、強く(Strong)、美しく(Beauty)」をモットーに、カテゴリー、年齢関係なく、縦割りでグループを構成し、キッズから大学生、マザーズまで一緒になり、練習を楽しんでいる。

キッズからマザーズ(保護者)まで一緒にアップで身体を動かす

 

 チームとしては、「女子だけで出場し、あえて男子の世界に飛び込ませている」(柿原代表)と、公式戦のほか、地域リーグ戦にもに参戦している。くら寿司カップ予選は敗退したものの、強豪チームを相手に大健闘した。

チームを支える柿原代表。当時小学3年生の娘の一言からチームは誕生した

 GKとしてチームを支える上嶋心花ちゃんは、大阪府トレセンにも選出されるなどチームの中心選手。小学3年生のとき、友達に誘われたのがきっかけで、年齢関係なく楽しめる雰囲気にすぐに溶け込んだ。練習では中高生のプレーを参考にし、年下の女の子には優しく接して一緒にサッカーを楽しんでいる。男子チームとの対戦については「怖いけどやりがいがある」と頼もしい一言。目標、好きなサッカー選手は「特にいない」と答えるも、「好きな芸能人は、嵐の相葉(雅紀)くんがです」と即答し、かわいらしい一面を見せてくれた。

 

GKとしてチームを支える上嶋心花ちゃん

 

 ホームページで見学や体験入部を随時募集中。ジュニアの中には、選手の弟など8人の男子選手も在籍している。中学生以上のチームは、今年、皇后杯予選に初挑戦を予定し、母親が中心となったマザーズは、近隣市内のチームとの対戦も行う。全ての年代の女性がサッカーをプレーする環境で、子供から母親まで楽しめるチームだ。

 

マザーズのみなさんも、自身のお子さん達と一緒に汗を流す

チームHP:FC茨木ESB

 

 

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