Ｂ３・東京Ｕが東京Ｚとの〝Ｂ３東京ダービー〟に連勝
最終Ｑで逆転し７６ー６４で今季初の連勝！

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Ｂ３・東京Ｕが東京Ｚとの〝Ｂ３東京ダービー〟に連勝
最終Ｑで逆転し７６ー６４で今季初の連勝！

東京ＵのＧＡＭＥ２勝利の立役者（ＭＶＰ）はスティール＆ディフェンスで活躍したブラ・ブサナ・グロリダ！！

東京ＺとのＧＡＭＥ２でＭＶＰを獲得した東京Ｕのブラ・ブサナ・グロリダ

　バスケットボールＢリーグ３部（Ｂ３）の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ（以下、東京Ｕ／ＴＵＢＣ）が２０日、東京・有明アリーナ（サブアリーナ）で、アースフレンズ東京Ｚ（以下、東京Ｚ）との第３節ＧＡＭＥ２「日本管財ｐｒｅｓｅｎｔｓＴＵＢＣハロウィンデー」を行い、７６―６４で東京Ｕが東京Ｚを破り、今季初の連勝を達成した。

この日も「日本管財ｐｒｅｓｅｎｔｓＴＵＢＣハロウィンデー」として開催

　有明アリーナ（サブアリーナ）のホーム初戦となった東京ＺとのＧＡＭＥ１（１９日）で東京Ｕは、ＭＶＰを獲得した徳川慎之介をはじめ、今林萌、マイケル・クレイグの３選手が二桁得点を記録したほか、出場した全選手が得点を挙げるなど、攻守でＯＮＥチームとなって躍動した東京Ｕが〝　Ｂ３東京ダービー〟の初戦を制した。

　この日も〝ハロウィンデー〟として行われたＧＡＭＥ２も選手、スタッフが仮想して登場したほか、来場者も思い思いの仮想をして応援をするなど、チームとファンが一体となっての好ゲームが期待された。

　第１Ｑは、東京Ｚの３点シュートが確率良く決まり、一時は７点のリードを許すものの東京Ｕがマイケル・クレイグの７得点、上田雅也が４得点をあげて２１―２２と１点のリードを許し終了。

　第２Ｑに入り、両チームの攻守のスイッチが入り、白熱した試合展開となったが、東京Ｚが第１Ｑから続く３点シュートを４本決める。東京Ｕも新主将・川島蓮が２本の３点シュートが決まり、会場を大いに盛り上げたが、３９―４３の４点差のリードをつけられて第２Ｑを終了し、ハーフタイムへ突入した。

第２Ｑで２本の３点シュートを決めた新主将・川島蓮

　後半第３Ｑに入ると、東京Ｕは東京Ｚのディフェンスに苦しみ、今林萌の３点シュートやマイケルの５得点を挙げるが、東京Ｚも激しいオフェンスで着実に得点を重ねられて、一時は１１点差をリードをつけられるが、東京Ｕの粘りのプレーで６点差までこぎつけた。

東京Ｕの上田雅也も随所に好プレーを見せて勝利に貢献した

　最終Ｑに入ると、反撃を期待する場内の熱い応援を背に、東京Ｕが一気にヒートアップ。新号健、徳川慎之介、マーカス・ダブの連続得点で一気に逆転に成功。さらに、東京Ｕのディフェンスの強度が上がり、東京Ｚの攻撃を６得点に押さえ、東京Ｕは川島の３点シュートをはじめ、今林萌が７得点、チュクゥディエベレ・マドゥアバムが５得点など２４得点を挙げ、東京Ｚとの〝Ｂ３東京ダービー〟を連勝で制した。

この日も仮想して登場した早水将希ヘッドコーチ

　試合後、早水将希ヘッドコーチは「東京Ｚの２日目のカムバックというのが、僕たちを燃えさせていただいて、好ゲームになったと思います。本当に相手あっての試合なので、良い試合ができたと思います。ようやく２連勝ができました。ＴＵＢＣのファンの皆さん、２日間応援ありがとうございます。前半苦しい時間帯がある中、第３Ｑが始まる前に選手同士がハドルを組んで、もう１回切り替えなくてはいけないという話ができたことは、コーチとしても嬉しくて、それが最後の点差、ディフェンスにエナジーを与えたと思います。選手たちに大きな拍手をお願いできればと思います。そこに、ファンの皆さんの声援があって、特にホーム開幕第２戦さながらのフリースローのブーイング、これがあって本当にチームで勝った、組織で勝ったと思います。本当にありがとうございました。次戦から２節、アウェーが続きますが必ず４連勝してホームに帰ってきますので、次のホームで熱い声援を宜しくお願いします。一緒に闘いましょう」と、今季初の連勝に対して、笑顔で挨拶をすると同時にアウェーでの４連勝をファンに力強く約束した。

ＭＶＰを獲得した東京のブラ・ブサナ・グロリダ（写真右）

　そして、東京Ｕ連勝のＭＶＰを獲得したのは、第４Ｑで得点や記録には残らないものの身体を張ってのスティール、ディフェンスで逆転勝利を呼び込む活躍を見せたブラ・ブサナ・グロリダ。「まずは２日間、皆さん応援ありがとうございました。本当に仕事をしただけです。あとは皆の力を借りて、一緒に闘えたということで、この勝利に繋がったと思います。ありがとうございます。本当にチームの雰囲気は良くて、色んな人が色んなことを教えてくれるので、感謝しています。昨日も今日も勝ててうれしいです。また、ホームゲームで応援宜しくお願いします」と、来場したファンに対して、流ちょうな日本語で挨拶を行った。