B3・東京Uがホーム開幕戦GAME2鹿児島戦で敗れる
有明アリーナに前夜に続く、9,109人が来場し、白熱した戦いを応援!!

2023ー24シーズンホーム開幕戦でリーグ最多となる1万358人の来場者記録を更新した東京Uが新たな歴史を創る!

 

TUBCのホーム開幕戦GAME2には9,109人が来場

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(以下、東京U/TUBC)が15日、東京・有明アリーナ(メインアリーナ)で鹿児島レブナイズ(以下、鹿児島)とのホーム開幕戦「SUNTORY presents 2023-24シーズン ホーム開幕戦 PREMIUM FES」GAME2を行い、64―72で強豪・鹿児島に惜しくも敗れた。

 

試合終了後に、来場者たちに感謝の思いを伝えるTUBCの選手・スタッフたち

 

 前日(14日)行われた東京Uのホーム開幕戦GAME1には、Bリーグのクラブ主管試合として最多入場者数を更新する1万358人が来場。強豪・鹿児島との初戦を94―80で制した東京Uだったが、この日の試合は第1Qから鹿児島のディフェンスに苦しめられ、序盤から厳しい展開となった。

 

有明アリーナに集まった9,109人の観客が両チームを応援

 

 前日の試合で37得点をあげ、東京Uの勝利に大きく貢献したマイケル・クレイグが1得点しか上げられない展開となり、12―21の9点差で、第1Qを終了した。

 

 続く第2Qも、鹿児島の攻守がさえる中、東京Uもマイケル・クレイグが11点を挙げて、反撃体制を作るが、27―40の13点差でハーフタイムに突入した。

 

 後半に突入し、第3Qは東京Uが鹿児島は攻守でエナジーをアップして得点を重ね、33―58とさらにリードを広げられる厳しい展開の中で、ファイナル第4Qへ。

 

TUBCのエース、マイケル・クレイグが第4Qで怒涛の反撃を見せる

 

 第4Qは、試合終了5分前までに26点差をつけられた東京Uだったが、この日来場した9109人の熱い声援を背に、マイケル・クレイグが14得点、新しくチームに加入した今林萌が6点を挙げるなど、第4Qに31点をあげる怒涛の反撃を見せて、試合終了まで残り55秒と迫る中、5点差まで得点差を縮めたが、GAME2を64-72で敗れ、鹿児島とのホーム開幕戦を1勝1敗で終了した。

 

試合後に、ホーム開幕戦を振り返り、メッセージを送る東京Uの早水将希ヘッドコーチ

 

 試合後、開幕2連戦を終えて早水将希ヘッドコーチは「昨日も少し話させていただきましたが、対戦相手あってのこの場だと思います。その中で、鹿児島さんのハードなバスケットをこのコートで一緒にプレーできたってことを幸せに思います。レギュラーシーズンで、鹿児島さんとの試合はもうなくて、これでレギュラーシーズンは終わりになってしまうんですが、是非またプレーオフで対決したいと思います。お互いに頑張ってレギュラーシーズン闘い抜きましょう」と、ホーム開幕戦せ対戦した鹿児島に対して、感謝の気持ちを伝えた。

 続けて、第4Qでの怒涛の反撃について「出だしは鹿児島さんの対策に対して、僕が良い準備をできなかったという所に、このゲームの前半うまくいかなかった所だと思います。後半、選手たちがエナジーを出して、この会場の雰囲気と最後のフリースローのブーイング、地鳴りを感じました。それくらい後押しをいただいた中で、勝てなかったのは僕の前半のプランのミスかなと思います。しっかりと修正していきますので、引き続き一緒に闘っていってもらえればと思います」と

 この2日間で1万9000人を超す来場者に東京Uの試合を観戦し、声援を送ってくれたことに対しては「本当に幸せな2日間でした。バスケットボールの選手、コーチ、スタッフをやっていて、中々体験できることではないことを体験させていただきました。是非、こういう事が根付くようにチームも、会社も皆で頑張っていきますので、是非まだまだ2年目の新しいチームですので、一緒にチームを作って、もっともっと大きな景色を見れる様に共に闘っていきましょう。是非、宜しくお願いします」と、感謝の気持ちと共に、更なる応援の協力をお願いした。

 

ホーム開幕戦を終えて、新主将となった川島蓮が挨拶

 

 今季、新主将となった川島蓮は「2日間、多くの方のご来場ありがとうございました。今日、惜しくも負けてしまいましたが、まだまだこれからシーズン続いていくので、応援宜しくお願いします」と挨拶を行った。

 

45歳・バスケットボール界のレジェンド・宮田諭もプレーを通して、来場者にメッセージを送った

 

 続けて、今季も主将を務める宮田諭は「第4Qでチームが追い上げている時に、川島だったり、マイクだったりが、シュートを決める度に、本当に沸き起こる大歓声が後押しになって、あれだけの点差を縮められたと思います。次は皆さんが盛り上がってくださる中で、勝ち試合をお見せできる様にまた頑張ります。早水HDが言ってましたが、シーズンを通して一緒に闘っていただければと思います。また、ご来場いただければと思います。引き続き宜しくお願いします」と、熱いメッセージを満員の有明アリーナに集まったファンに対して送った。

 

 東京Uの次戦は、19日(木)、20日(金)にアースフレンズ東京Zとの2連戦が、有明アリーナ(サブアリーナ)で各19時試合開始で行われるが、2023-24シーズンの新たな〝東京対決〟としても注目の対戦となりそうだ。

 また、19、20日は「ハロウィンデー」として開催されるが、選手、スタッフたちがどんな格好で登場するのか、今から楽しみな試合となりそうだ。

 

☆東京ユナイテッドバスケットボールクラブ