ホーム有明アリーナ(メイン)でB3・8位東京Uがプレーオフ進出に向けて痛い敗戦!
同・4位さいたまとのGAME2を63-96の大差で敗れる!!

前日GAME1とは一変し、東京Uがさいたまの高い攻守の壁を崩せず!

 

東京Uの46歳の主将・宮田諭が自ら身体を張ってチームを鼓舞した

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)8位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)が10日、東京・有明アリーナ(メインアリーナ)で、第22節・同リーグ4位のさいたまブロンコス(以下、さいたま)とのGAME2「SEPTENI Group presents DANCE FES」を行い、63―91の大差で、さいたまに大敗を喫した。

 

有明アリーナ(メインアリーナ)で行われたさいたまとのGAME2は前日を上回る7214人の観客が来場

 

 プレーオフ進出に向けて、絶対に負けられない試合が続く東京Uは、前日(9日)のGAME1で、強敵・さいたまに全員バスケで挑み81―69で先勝し、GAME2での連勝に大きな期待がかかった。

 

東京Uは新号健の3点シュートでGAME2をスタート

 

 GAME2は、前日の5660人を大きく上回る7214人が来場する中、前日に屈辱の敗戦を喫したさいたまが第1Qから牙を向いた。さいたまが5本の3点シュートを繰り出す一方で、高さを活かしたディフェンスも機能し、東京Uは新号健、宮田諭が3点シュートのほか、前日のGAME1でMVPとなった上田雅也が6得点を挙げる活躍を見せたが、15―24の9点差をつけられる厳しい展開で第1Qを終了した。

 

第2Qで3点シュートを挙げた東京Uのブラ・ブサナ・グロリダ

 

 続く、第2Qもさいたまが効果的に得点を挙げる中、東京Uは徳川慎之介、マイケル・クレイグ、ブラ・ブサナ・グロリダ、今林萌の3点シュートが決まり、34―45の11点差をつけられる中、前半戦を終了した。

 ハーフタイムを挟み、後半に入ると、さいたまの攻守のギアが更に入った。第3Qは前半に続いて、さいたまの高さのあるディフェンスに東京Uが苦しめられ12得点しか上げられない中、さいたまは3本の3点シュートを含む27得点を挙げ、46―72と26得点差とリードを大きく広げられる展開となった。

 

東京Uの今林萌はこの試合も身体を張ったプレーを見せた

 

 最終第4Qに入り、東京Uはマーカス・ダブ等がケガで出場できない厳しい状況となる中、さいたまは高さを活かした攻守が冴えわたり、4本の3点シュートを含む24得点を挙げ、GAME2は96―63の33点差と大差をつけられて、東京Uはプレーオフ出場に向けて、とても痛い敗戦を喫した。

 

さいたまとの2連戦が行われた有明アリーナ(メイン)の会場を2日間大いに盛り上げたユナイトダンサーズ

 

 試合後、東京Uの早水将希HCは「まず埼玉の選手、スタッフ、ファンの皆さん、2日間ありがとうございました。さいたまさんとは昨季からこのホームの有明アリーナ(メインアリーナ)で4試合させていただいて、本当に良い熱いゲームができる相手だとして、嬉しく思います。僕たちもプレーオフを目指して、ここからもう一段階上げていきますので、是非プレーオフでまた戦いましょう。宜しくお願いします。そして、TUBCのファンの皆さん、本日もありがとうございました。これだけたくさんのファンの皆さんの中で、このゲーム内容っていうのは、本当に良くない、よろしくないゲームだったと思います。ケガ人がいるとか、そういう事を言い訳にできる状況ではないですし、それでも勝たなくてはいけないのが、うちのチームの現状だと思います。本当に反省して、プレーオフにしっかりと出れる様に残りの8試合を戦っていきます。必ず、プレーオフにいきます。是非、宜しくお願いします」と、さいたまとのGAME2を振り返ると共に、プレーオフに向けての熱い意気込みをファンに伝えた。

 

東京Uのプレーオフ進出にファンの声援が一番の戦力です

 

 今季の残り試合が8となった東京Uの次戦は3月16、17日に岡山・津山総合体育館で行われるトライフープ岡山とのアウエィ2連戦。是非とも、東京Uのプレーオフ進出に向けて、声援を送ろう!

 

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