有明アリーナ(サブアリーナ)で行われた第3節ホーム試合のvsアースフレンズ東京Z戦は「日本管財 presents TUBCハロウィンデー」として開催
バスケットボールBリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(以下、東京U/TUBC)が19日、東京・有明アリーナ(サブアリーナ)で、アースフレンズ東京Z(以下、東京Z)と第3節GAME1となる「日本管財 presents TUBCハロウィンデー」を行い、84―56で東京UがGAME1を制した。
試合開始前のコートで行う東京Uの円陣はハロウィンバージョン
有明アリーナ(メインアリーナ)で14、15日に行われた前節(第2節)東京Uのホーム開幕戦(鹿児島レブナイズ戦)のGAME1に1万358人が来場し、Bリーグのクラブ主管試合で最多入場者数を更新する記録を達成し、ホームで初勝利した東京U。GAME2も9109人の来場者を迎える中、熱いゲームを繰り広げたが、強豪・鹿児島のディフェンスに苦しみ惜敗を喫する中、最終Qで31得点をあげる追い上げを見せ、本日の試合が注目された。
前節終了後から4日が経ち、ホーム・有明で行われた第3戦の対戦相手は、昨季までB2に所属していた東京Z。公式戦で初対戦する両チームの試合は、東京23区を活動拠点とする〝B3東京ダービー〟としてファン待望の注目のカードとなった。
東京Uの勝利に貢献した徳川慎之介がMVPに選ばれた
東京Uは第1Qから攻守が冴えわたり、徳川慎之介や川島蓮、新号健、マイケル・クレイグの3点シュートなどで22点を挙げ、有利なゲーム展開で幸先良いスタートを切った。
続く第2Qも上田雅也、今林萌らの3点シュートが効果的に決まり、徳川、マイケル、今林の3選手が前半で2桁得点を挙げる活躍を見せ、48―26の大量リードで前半を終了した。
今林萌もアグレッシブなプレーで勝利に大きく貢献した
後半第3Qに入り、東京Zのディフェンスが機能する中、東京Uはマーカス・ダブ、チュクゥディエベレ・マドゥアバムらが得点を挙げ、64―40の24点リードで最終Qへ。
最終Qも、着実にゴールを重ねて、ブラ・ブサナ・グロリダ、小倉渓が得点し、この日出場した全選手が得点を挙げる活躍を見せて、84-56で、東京Uが東京ダービーGAME1を制した。
試合後、東京Zとの試合について話す東京U・早水将希HD
試合後、早水将希ヘッドコーチは「東京Zの選手、スタッフ、ファンの皆さん、本日は平日の夜にも関わらず多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。また、明日も東京のチーム同士試合がありますし、この先のシーズンも共に切磋琢磨して闘っていきたいので、明日も宜しくお願いします。そして、TUBCのファン皆さん、本日も平日の夜に関わらず、本当にたくさんの方にお越しいただき、また、タオルも掲げていただき、ありがとうございます。試合内容は前節のホームで2試合目に負けたという所で、皆気持ちを入れ替えて出だしから、プレッシャーをかけてくれたかと思います。ただ、うちのチームの悪いところというか、少し点数が開いたところで、イージーなバスケットをやってしまったので、明日も試合がありますので、気持ちを切り替えて今日は今日、明日は明日で闘いますので、また明日一緒に闘ってください。宜しくお願いします」と、この日の試合を振り返った。
東京ZとのGAME1のMVPに選ばれた徳川慎之介(写真右)
この日、MVPに選ばれたのは、今季TUBCに移籍した徳川が選ばれた。「平日の夜に関わらず、お集りいただき、ありがとうございます。前半悪い所と、良い所が凄くハッキリしてしまって、明日はもっと難しいゲームになると思いますので、また明日応援宜しくお願いします。(自身のプレーを100点とすると)今日のゲームは40点ぐらいですかね。自分の持ち味であるディフェンスって所で、凄くミスもありましたし、個人的には、判断の悪い部分がありましたので、そこをもっと修正していきたいと思います。シーズンを通してタフに闘い抜いていかないといけないので、チーム一丸となって個人でなく、チームで闘っていくTUBCと自分を見てほしいです。TUBCは明るい選手も多いですし、凄くアットホームな雰囲気もあって居心地良くバスケットをさせていただいています。明日も応援宜しくお願いします」と、移籍後初のMVPに笑顔でコメントを送ってくれた。
移籍後初のMVPに選ばれた徳川がファンに熱いメッセージを送った
東京Uと東京Zとの〝B3東京ダービー〟GAME2は、あす20日(金)19時試合開始で、有明アリーナ(サブアリーナ)で行われる。