29得点を挙げる活躍を見せた東京Uのマイケル・クレイグ
バスケットボールBリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(以下、東京U/TUBC)が11日、東京・有明アリーナ(サブアリーナ)で、第6節・トライフープ岡山(以下、岡山)とのGAME1「東京商工会議所江東支部 presents BLUE RABBITS DAY」を行い、81―90の9点差で岡山に敗れ、連勝記録が6で止まった。
試合前恒例となった選手、スタッフ、ユナイトを入れての円陣
第3節・アースフレンズ東京Zとのホーム試合・有明での2連戦(10月19、20日)を連勝した東京Uは、同4節・金沢戦(同28、29日)、同5節・岐阜戦(11月4、5日)とのアウェイでの4連戦を連勝。6連勝で得失点差で首位に立った東京Uは岡山とのホーム試合で7連勝を狙ったが、第1Qからミスが相次ぎ、リズムを掴むことができずに17―29と12点のビハインドをつけられて、苦しいスタートを切った。
第2Qに入り、東京Uの反撃を期待するファンの声援が高まるが、岡山のスピーディーな攻撃に中々対応できず、リードを1点詰めたものの35―46の11点差で前半が終了した。
昨年まで所属していた岡山との対戦で活躍を見せたチュクゥディエベレ・マドゥアバム
ハーフタイム後の第3Qに入り、東京Uの反撃のスイッチが入り、マイケル・クレイグの3本の3点シュートなど17得点を挙げる活躍があり、ゲームを67―63と一気に逆転に成功した。
500人を超す有明アリーナ(サブアリーナ)は、東京Uを応援する声援が一層高まる中、最終第4Qは岡山の勢いのあるプレーに押され、81―90と再度逆転を許し、東京Uの連勝が6でストップした。
試合後、あす12日の岡山とのGAME2でのリベンジを約束した東京U・早水ヘッドコーチ
試合後、東京Uの早水将希ヘッドコーチは「TUBCのファンの皆さん、ホームで負けてしまい申し訳ありません。約束どおりアウェイ4連勝で戻ってきたんですけど、ホームで勝てないと何も意味がないので、明日必ずやり返しますので、また一緒に戦ってください。宜しくお願いします」と、ホームでファンに勝利を届けられなかったことに悔しさを滲ませた。
第1Qが17―29とビハインドの展開でスタートしたことについて聞かれた早水HCは「今日の試合は、本当に出だしが全てです。うちのチームは90点取られて勝てるチームではないので、出だしのディフェンスの強度のところ、岡山の強度が高くて、ターンオーバーが多くなってしまったこと、これはチームとして出だしで全てやられたなという所だと思います。もちろん、第3Qでカムバックはできたんですけど、1試合を通して出だしから40分間やらないと、うちは勝てないチームではないので、明日は必ず出だしからエナジーをあげて戦術を練って戦いますので、宜しくお願いします」と、試合を振り返った。
最後にファンに対して「本当に毎試合毎試合声援が大きくなって、後押ししていただいているのは本当に感じます。あとは僕たちが結果を残すだけですので、引き続き宜しくお願いします」と、ファンにあすのGAME2でのリベンジを約束した。
試合後に行った「BLUE RABBITS会員限定のサイン会を開催
東京Uの次戦は、あす12日に岡山(有明アリーナ/サブアリーナ)とのGAME2を行う(15時試合開始)。