2024-25シーズンのB2ライセンス交付が決定した東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)の代表取締役会長・家本賢太郎が熱い思いを伝えた
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)理事会が19日に行われ、Bリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)の2024-25シーズンBリーグ2部(B2)ライセンスの交付が決定した。
「Bリーグクラブライセンス」は、Bリーグのリーグ戦に出場するための資格で、Bリーグ1部(B1)またはB2に参加できる「B1ライセンス」と「B2ライセンス」の2種類があり(※有効期間は対象シーズンの1年間)、リーグ戦に継続的に参戦するには、毎年希望するシーズンの前年11月までに申請し、ライセンスの交付を受けることが条件となっている、
TUBCは昨年、B2ライセンスの申請を取り下げており、2022-23シーズンからB3に新規参入したチームにとって、悲願のB2ライセンス交付となった。
2023ー24シーズンのTUBCホーム試合で、有明アリーナ(メインアリーナ)に10,358人の観客を集めた
B2ライセンス交付の決定を受けて、TUBC代表取締役会長の家本賢太郎氏は「本日、TUBCにとってきわめて大事な2つのお知らせを皆さまにお伝えすることができました。まず、BリーグからB2ライセンスの交付をご承認いただき、B2昇格に向けて欠かすことの出来ない1枚めの「チケット」を頂きました。プレーオフ進出→プレーオフ→B2昇格というチーム全員が出すべき結果のほか、その戦績だけではなく、経営陣・フロントに求められている審査がまさにこのB2ライセンスでした。ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、TUBCは昨年、このB2ライセンスの交付申請を最終的に一度取り下げた経緯がありました。Bリーグにおいて様々な厳しい要件・審査項目を設けられている中、その時点ではTUBCの力がやや足りず、結果としてB2ライセンスの要件を満たすことができないものがあると考え、経営の意思決定として審査前に取り下げをお願いいたしました。その後、当然速やかに再度挑戦するべく多くの関係者の皆さまにご協力をいただき、今日に至ります。チームをご支援頂いている皆さま、ブースター・ファンの皆さま、そしてまた選手・コーチ・スタッフにも、この1年間、さてTUBCのB2ライセンスはどうなるのだろうかとご不安を抱かせてしまっていた点もあろうかと思いますが、本当にお待たせいたしました。一方で、TUBCはいま、ブースター・ファン・パートナーの皆さまと共に選手・コーチ・スタッフが共に必死にいま戦っているなか、経営陣としては、チームがB2昇格を目指すためにやるべきことを一つ乗り越えただけであるとも考えています。むしろ1年遅れたことをお詫びし、引き続きTUBCのクラブ経営の体制強化に努めていきます」と、B3に新規参入してチームがB2ライセンスを交付されたことを喜ぶと同時に、ファンに対して昨年ライセンスの申請を取り下げたことにお詫びの言葉を伝えた。
家本会長からは、B2ライセンス交付の報告とともに、プライマリーロゴを変更することを報告した。「具体的なデザインのお披露目は改めてとなりますが、フロントスタッフがまさに喧々諤々の議論を続け、新たなプライマリーロゴを胸につけ戦う選手たちが誇りを感じてくれるように、東京のベイエリアに集うTUBCのアイデンティティがより明確になるように、素晴らしいデザインに昇華したと感じています。なお、なぜこのタイミングで変更するかについては可能な範囲で皆さまの疑問にお答えせねばなりません。TUBCがこれから進む未来のステージにおいては、プライマリーロゴも含めてより厳しく知的財産権の保護・管理が求められるようになります。現時点で何らかの問題が生じているわけではありませんが、こうした課題に対応する必要性からプライマリーロゴの変更を決断しました。現在のプライマリーロゴとの連続性も意識しつつ、さらに洗練されたものとし、目指すB2昇格、そして2026―27シーズンからのB革新に向けた準備の一つとして取り組んでまいりましたので、その公表をぜひお待ちください。さぁ、残る3節のレギュラーシーズン。どうぞ皆さまのアツいご青援をよろしくお願い致します。GO GO UNITED!」と、今季のプレーオフ進出に向けて、残り3節(6試合)となったチームへの更なる応援をお願いした。
☆2024-25シーズンBリーグクラブライセンス第1回判定結果について