2025ー26B3プレシーズンゲーム 東京Uが湘南と有明アリーナ(サブ)で対戦
新加入のハイデン・コヴァル等の活躍で東京Uが72ー52で湘南を破る!

2025ー26シーズンの初陣を有明で勝利!来場したBLUERABBITS等に新たな戦力を披露!!

 

試合終了後、東京Uの選手たちはBLUE RABBITSたちと記念撮影

 

 男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)が、湘南ユナイテッドBC、以下=湘南)との2025―26シーズン・プレシーズンゲーム 「presented by UNDER ARMOR」を9月13日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行い、72―52で東京Uが湘南に勝利した。

 

〝竹タク〟こと、竹本タクシーが今季もアリーナMCを務めて会場を試合を熱く盛り上げる

 

 リーグ創設3年目となった東京Uは昨季、レギュラーシーズンを43勝9敗という好成績で2位となったもののプレーオフ準々決勝で敗退するという大きな屈辱を味わった。

 

勿論、今季も東京Uの絶対的な存在感を見せるマスコット「ユナイト」が会場内を盛り上げてくれる

 

 昨季終了後に、チーム創設時から主将を務めるなど、東京Uの中心的存在として活躍し、また、精神的支柱として存在感を見せてきた宮田諭がGMに就任し、新たなチームづくりを手掛けてきた。チーム創設時のメンバー上田雅也、小倉渓が現役を引退したほか、今林萌や長尾光輝、トビン・マーカス海舟、ローカス・ガスティス、アンジェロ・チョルなど9選手がチームを去った。

 

昨季のB3ブロック王、ハイデン・コヴァルも新加入し、高さを活かした攻守での活躍が期待される

 

 そして、新たに昨季B3のブロック王となったハイデン・コヴァルをはじめ、チーム創設メンバーで3年ぶりに東京Uに復帰した東宏輝(いずれもしながわシティバスケットボールクラブ)やケンドリック・ストックマンJr、古河ウェスリー(いずれも徳島ガンバロウズ)、そして、笹山陸(横浜ビー・コルセアーズ)、大友隆太郎(愛媛オレンジバイキングス)と6選手が加わった。

 

今季、新主将となった田口暖は攻守でスピード感あふれるプレーを見せた

 

 東京Uの今季の初陣となった湘南戦は、昨季までの強度のディフェンスを中心としたプレーで、最後まで集中力を切らさないゲーム展開を繰り広げて、72―52の20点差をつけて。東京Uが湘南に勝利した。

 

チーム創設時のメンバー、川島蓮は今季副主将として田口主将をサポートすると同時に献身的なプレーを見せた

 

 試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)が湘南との試合を振り返った。「本日もご声援ありがとうございます。これまで非公開の試合などありましたが、結構苦しい展開が多い中、やっと少しずつチームの形になってきたかなっていうのが正直な印象です。昨季、ディフェンスの強度って所を保ちながら、新加入選手とのギャップであったり、アジャストしてもらうのに結構時間を要してきましたが、やっと少しずつ噛み合い、高い強度を保てるようになってきたと思います。今日はKJ(ケドリック・ストックマンJr)、ブラ(ブサナ・グロリダ)はコンディションが不良で欠場しましたが、9人で良く戦えました。この2人が帰ってくれば、更にパワーアップしたチームを見せられるのかなって思います。(久しぶりの有明アリーナ/サブでの試合となりました。今日の皆さんの顔を見て、ちょっと嬉しい所もあるのではないですか?)昨季のプレーオフで終わって以来のサブアリーナで初めての試合という事で、選手たちには今季どういうプレーを見せられるのか、どういうチームになったのかってことを、しっかりと表現しましょう!ってことを試合前に伝えました。BLUE RABBITSの皆さんも今日、今季どういうチームなのかってことがわかっていただけたら凄く良いかなぁって思います。(開幕まで課題を一つ上げるとしたらどんな所でしょうか?)半分メンバーが変わっていますので、まだまだコミュニケーションだったり、コンビネーションという所では、ケガ人もまだいるので、そこが仕上がってくるともっとパワーアップするのかなぁって思います。あとは体力面であったり、プラスして今季は新しい事にもチャレンジしているので、そこがどれくらい精度として出てくるかで、シーズン中に更に強化していけると思うので、そこが噛み合ってくるともっと良いチームができると思います。(最後に今季の抱負をファンの方にお願いします)今季も昨季以上のチームを皆で作っていきたいなって思いますので、BLUE RABBITSの皆さんも今季を通して応援宜しくお願いします」と話した。

 

東京Uで2年目の指揮を執る橋爪純ヘッドコーチは今季もディフェンスを中心としたチームづくりを目指す

 

 続いて、湘南との試合でMVPには、攻守で活躍した東京Uのハイデン・コヴァルが選ばれた。「(TUBCの一員として初のプレシーズンゲームとなったが、今日の試合を振り返ってみてください)今日初めてのプレシーズンゲームで、一人一人チーム一丸となって闘うことができました。今日は全体的に試合も良い展開が作れたので、良い試合が見せられたのではないかと思います。(コヴァル選手といえば、チームで一番のビッグマンとなります。ファンにどんなプレーを見てほしいですか?)自分はディフェンスのプレーヤーだと思うので、しっかりとコート上を走ってブロックをしたりして、オフェンスでは、チームのために何ができるかを理解して貢献できる様なプレーができれば良いなって思います。(違った質問ですが、好きな食べ物は何ですか?日本語で答えてください)トンカツ。(最後にファンへのメッセージを)まずはご来場いただき、ありがとうございます。B3が今年で最後シーズンとなるので、できればチャンピオンシップに行って良い試合を見せられる様に頑張りますので、シーズンを通して引き続き応援を宜しくお願いします」と話した。

 

湘南とのプレシーズンゲームでMVPを獲得したのは東京Uのハイデン・コヴァル

 

 続いて、今季から新たに主将とたった田口暖から「本日もたくさんの応援ありがとうございました。まずはこのアリーナで、また(TUBCの)バスケットボールを見せられたってことが凄く嬉しいです。チームが勝てたのもそうですが、開幕戦に向けて、ブラとKJも絶対に戻ってくると思うので、チーム全員で頑張っていきますので、今季も熱い応援を宜しくお願いします」と、来場したファンに対して感謝の気持ちと今季の応援をお願いした。

 

試合後に今季、東京Uの新主将となった田口暖はBLUE RABBITSへ熱いメッセージを送った

 

 東京Uの今季レギュラーシーズンの初戦は、10月4日(17時試合開始)、5日(15時・同)に有明アリーナ(メイン)で行われる香川ファイブアローズとのホーム開幕戦だ。有明アリーナの会場を青く染めて、青援を送ろう!

 

チーム創設時メンバーで、3年ぶりに東京Uに帰ってきた東宏輝

 

B2愛媛オレンジバイキングスから移籍してきた大友隆太郎

 

B1横浜ビー・コルセアーズから移籍してきた笹山陸

 

徳島ガンバロウズから移籍してきた古河ウェスリー

 

3年目のシーズンを迎える徳川慎之介は今季も身体を張ったプレーでチームに貢献しそうだ

 

今季も3点シュートは健在!リース・ヴァーグは2年目のシーズンも会場を熱いプレーで盛り上げてくれそうだ

 

コンディショニング不良で欠場したケドリック・ストックJr(写真右)とブラ・ブサナ・グロリダ(同・中)はホーム開幕戦への復帰が期待される

 

 

☆東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)公式サイトおよびホーム開幕戦チケット情報は ↓

https://tubc.tokyo/