B3 東京ユナイテッドBC
第6節初戦で豊田合成Sを破り5連勝!!

東京Uの〝プリンス〟東宏輝がキャリアハイ33得点をあげる活躍で古巣・豊田合成Sを圧倒!!

 

キャリアハイとなる33得点をあげ、東京Uの5連勝に大きく貢献した東宏輝

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)第6節の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と豊田合成スコーピオンズ(豊田合成S)の第1戦が12日、有明アリーナ(サブ)で行われ、91―52で東京Uが豊田Sを破り、5連勝を記録した。

 

東京Uは古巣の豊田合成Sのチーム、ファンに成長した姿を思う存分見せた

 

 今季、同リーグに新規参入した第4節の立川ダイス、第5節のヴィアティン三重との同期ダービーとの対戦で4連勝した東京Uは、この日も第1クオーターを27-8と幸先の良いスタートを切った。

 東京Uの5連勝の立役者となったのはキャリアハイとなる3点シュート5本を含む33得点を挙げた〝プリンス〟というニックネームを持ち、多くのファンを持つ東(ひがし)宏輝だ。豊田合成Sに昨季まで4シーズン在籍し、これまでサラリーマンと選手という2足の草鞋を履いてきた東は、チームを移籍し、今季からプロという新たなチャレンジで、成長した姿を古巣のチーム、ファンにも見せる試合となった。

 

この試合のMVPとなった東宏輝は笑顔で試合を振り返った

 

 この試合のMVPとなった東は「シーズンの中でも中々ない感覚でバスケットができて、不思議な感覚でした。凄く楽しかったです。今日は100点をつけたいと思います。合成との試合は正直僕自身も意識し、緊張していましたが、今日の様なプレーができたのは、チームメートや応援してくれたファンのおかげです。明日も結果に拘って頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」と、挨拶した。

 

来場者たちは、この日配られた「GO GO UNITED」の応援ボードをもって応援

 

 試合後、早水将希ヘッドコーチは「バイウィークとアウェイゲームを挟み久々のホーム有明アリーナでの試合でした。4連勝という形でホームに戻って来て、本日も連勝を伸ばすというよりは、ホームをしっかり守ろうと試合に望みました。試合内容は、出だしからスカウティングやミーティングや練習でやってきたディフェンスを全員が遂行し、失点を抑える事ができました。非常に良い入りだったと思います。後半に入り、少し相手の良さが出かけた時間帯もディフェンスで我慢し、結果流れを引き戻し、良いリズムのオフェンスが生まれ勝利に繋がったと思います」と、まずはホームで5連勝に繋がる試合を振り返った。

 

 試合後、早水ヘッドコーチからも勝利に貢献した東の活躍を称えるメッセージが送られた

 

そして、本日の試合のMVPとなった東に対して「普段は、特定の選手へのコメントはできるだけ避けていますが今日ばかりは避けては通れません。東選手がキャリアハイの33得点で古巣相手に大活躍。3点シュートが5/7で71・4%、2点シュートが9/8で88・9%、第3クオーターだけで18得点。古巣との試合は、中々難しさがある中でこの活躍は素晴らしいと思います。チーム全員で失点を52点に抑え、オフェンスは全員で点をとりに行く中で、東の大爆発は理想的な形だったと思います」と、東の活躍を称えた。

 そして、あす13日の豊田Sとの試合に向けて「明日はまた新しい1日で新しい試合です。今日の良いイメージを持ちつつ、どんな試合状況にも対応できるようしっかり切り替えて準備します。
引き続き、明日も応援よろしくお願いします」と、気持ちを切り替えて、6連勝に向けての意気込みを伝えた。

 

12,13日の両日とも、有明アリーナのメインアリーナを使い、武蔵野大学・神吉ゼミの学生たちが考案した風船を使った「ゆるスポーツ」の体験コーナーも用意

 

 

東京Uのマスコット「ユナイト」のイラストに色を付けるコーナーも盛況

 

試合後、完成した「ユナイト」のイラストを来場者に披露するユナイト

 

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