B3・東京ユナイテッドBCが金沢武士団とホーム有明でGAME1
8選手しか出場できない厳しい状況下で59ー70で敗れ、ホーム初白星は次戦に持ち越し!

ハイデン・コヴァルが22得点、リース・ヴァーグが11得点を挙げるが、金沢の勢いを止められず!!

 

攻守で身体を張ってのプレーを見せた東京Uのハイデン・コヴァル

 

 男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)2025-26シーズン第8節、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と金沢武士団(以下、金沢)とのホーム試合/GAME1が11月15日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、70―59で東京Uが金沢に敗れた。

 

東京Uの非常事態な状況に熱い青援を客席から送り続けたBLUE RABBITSのブースターやファン

 

 先月27、28日に有明アリーナ(サブ)で行われた第4節・徳島ガンバロウズと対戦以来となる有明でのホーム試合となった東京U。開幕以来、負傷者も抱えるなどベストメンバーが揃わない中、第5節・しながわシティバスケットボールクラブ(以下、しながわ/11月1、3日@江戸川区総合体育館)、第6節・新潟アルビレックスBB(同・7、8日@長岡シティホールプラザアオーレ長岡)とのアウェイ4試合を、3勝1敗という成績でチーム状態も上向く状態となり、今度こそホーム試合での初白星を目指した東京Uだったが、金沢戦の前に悲劇がチームを襲った。

 

東京Uの副キャプテンの川島蓮は2本の3点シュートを含む8得点を挙げた

 

 今季キャプテンに就任した田口暖が3日のしながわ戦で、負傷(右膝内側側副靱帯及び右内側半月板損傷で全治未定)。更に、ケドリック・ストックマンJr、東宏輝の2選手が体調不良、レン・シューハンが中国代表での活動帯同によって欠場するなど、金沢戦を8選手で戦うことになった。

 

試合に復帰した東京Uの笹山陸は10得点を挙げるプレーで元気な姿を見せた

 

 しかし、逆境に強いのが東京Uの選手であり、ブースター(BLUE RABBITS)やファンで、試合前から8選手にパワーと青援を送った。

 金沢とのGAME1は第1Qから東京Uの選手たちが躍動。若手中心で爆発力、起動力のある金沢に15得点を取られたものの東京Uは川島蓮、リース・ヴァーグが3点シュートを含む各5得点、ハイデン・コヴァルも3得点を挙げて17得点を挙げて2点リードで幸先良いスタートを切った。

 

東京Uのリース・ヴァーグが身体を張ってのプレーで意地を見せる

 

 続く第2Qに入ると、東京Uは攻守でミスも目立ち始め、笹山陸が4得点、リース・ヴァーグの3点シュートなど11得点しか得点を伸ばせない状況。一方、金沢は3本の3点シュートを含む20得点を挙げ、前半を28―35と7点差をつけられる厳しい状況となった。

 

東京Uのリース・ヴァーグは2本の3点シュートを含む11得点を挙げた

 

 ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入り、東京Uがハイデン・コヴァルが4得点、古河ウェスリーが3得点、徳川慎之介が2得点の計9得点しか挙げられず、金沢のオフェンスがギアを上げて、2本の3点シュートを含む18得点を挙げて、37―53の16点差と更にリードを広げられた。

 しかし、東京Uの8選手、ベンチメンバーがホーム初白星を手にするために、第4Qで意地を見せた。ハイデン・コヴァルが13得点、川島蓮、リース・ヴァーグが各3点シュートを決めて7点差まで一時は点差を縮めたが、最後まで金沢の攻守の勢いを止める事ができず、金沢とのGAME1を59―70の11点差で敗れ、東京Uはホーム7試合を終了したが、中々ホーム初白星を手にすることができなかった。

 

試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチは金沢とのGAME1の敗戦を振り返ると同時にGAME2へのリベンジを誓った

 

 金沢とのGAME1を終えて今節、代役アリーナMCを担当した中川典が東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)がインタビューを行い、試合を振り返ってもらった。

 橋爪HDは「本日もご声援ありがとうございます。メンバーが少ない中で、ちょっと苦しい展開だったんですけど、ただ凄くやりきれない思いがあるゲームだったので、まだ明日やりたいことがあるので、もう1回皆で明日何をするかってことを話して、しっかりと戦っていきたいなと思います」と話した。

 

有明アリーナ(サブ)に来て、ユナイトと一緒に東京Uに青援を送ろう!

 

 東京Uの次戦は、あす11月16日(試合開始15時)に有明アリーナ(サブ)で行う金沢とのGAME2。チーム状況が厳しい中、選手たちが必死にホーム初白星を目指して躍動するはず。是非とも、有明アリーナに脚を運んで、東京Uに熱い青援を送ろう!!

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