体を張った攻守でチームの勝利に大きく貢献した東京U・グロリダ
バスケットボールBリーグ3部(B3)第11節となる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と山口ペイトリオッツ(山口)のGAME1が16日、江東区の有明スポーツセンターで行われ、78―61で東京Uが山口を破り、ホームゲームの連勝記録を7とした。
ホーム有明での山口戦2連戦は「CHRISTMAS DAY」として開催し、ユナイトもクリスマスの衣装で登場
12月3日からさいたま、岩手とのアウェーでの4試合を1勝3敗としてホーム・有明に戻った東京Uは、第1Qから21-15とリードし、第2Qも得点を重ねて、42-29で前半戦を終了した。
後半も第3Qを21-13でリードをさらに広げたものの、第4Qでミスが目立つ中、15-19とリードを許すものの78-61で山口を破った。
得点力の高い山口相手に61点に抑えたチームを称える総評を行った東京Uの早水将希ヘッドコーチ
試合後、東京Uの早水将希ヘッドコーチは「平日の夜にも関わらずご来場いただきありがとうございました。また、画面越し、速報等々で応援していただきありがとうございます。まずはホームを守り、勝利できた事を嬉しく思います。試合内容は得点力の高い山口を61点に抑えたディフェンスは評価できると思います。チームディフェンスも良かったですが1on1の状況で自分のマッチアップの相手に責任をもち、ファイトできたのが良かったと思います。後半はトランジションを増やそうと話をし、良いディフェンスから速攻に繋がるシーンが多く流れをものにできました。(チームは)前節からケガ等々でなかなか万全ではない状況ではありますが、こんな時こそ助け合い、励まし合い闘えているところが今のチーム状況の良さだと思います。明日もチームで闘いホームを守れるよう、しっかり準備します」と、山口とのGAME1の総評を話した。
この日のMVPを獲得した東京Uのグロリダはユナイトと記念撮影
なお、この試合のMVPは、体を張ったプレーで攻守に貢献した東京Uのブラ ・ブサナ・グロリダが選ばれた。グロリダは「全員がハードワークし、攻撃力のある山口さんを相手にうまく守れました。明日もご声援よろしくお願いします」と、MVPとなり、ホーム7連勝を喜んだ。
この日の試合でB3リーグ通算600アシストを達成したマイケル
また、今季アシストランキングで1位の東京Uのマイケル・クレイグがB3リーグ通算600アシストを達成した。「600アシストを達成でき、凄くいい気分です。悪いパスを出したとしても、選手たちが決めてくれるので有難いです」と、この日も10アシストを記録し、チーム躍進のためにもマイケルの存在感が際立った試合となった。
山口とのGAME2は、17日13時から有明スポーツセンターで行われる。