有明アリーナ(メイン)で行われた金沢とのGAME2
バスケットボールBリーグ3部(B3)第14節の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と金沢武士団(金沢)のGAME2が15日、東京・江東区の有明アリーナ(メイン)で行われ、東京Uが金沢を82―67で破り、2023年のホーム試合2連戦を連勝という好スタートを切った。
有明アリーナ(メイン)にはこの日も8008人が来場
5384人が来場した前日(14日)に続き 「SUNTORY Presents【TUBC fes】New Year Home GAME 2023~有明、祭典。~」として行われた15日の試合は、8008人が来場。昨年10月、同アリーナ(メイン)で行われたホーム開幕2連戦(2日間で約1万7000 人)には及ばなかったもの14、15日の2日間で約1万3000人を超す来場者を記録する快挙を遂げた。
前日の試合で、金沢のディフェンスに苦戦を強いられた東京Uは、第1Qからマイケル・クレイグの3点シュートから得点を重ね、18―11と7点のリード。第2Qもアンジェロ・チョル、小倉渓が各6得点を挙げる活躍を見せるなど、24―18と着実にリードを広げ、42―29で前半を終了した。
後半に入り、第3Qも26―17でリードを広げたものの、第4Qで14―21と金沢の猛追を許したが、第3Qまでのリードもあり、金沢とのGAME2は82―67で前日に続いて勝利を手にした。
MVPを獲得したアンジェロ・チョルは18得点、15リバウンドの活躍を見せた
この日のMVPに輝いたのは18得点、15リバウンドの活躍を見せたアンジェロ・チョルだ。「相手と戦う上で、しっかりとゲームプランを遂行するという所と、今日の勝利もしっかりとゲームプランを遂行すれば勝てるってシーンがあったので、自分が動けるビッグマンという点で、相手より優れているポイントを活かせられたと思います。自分が米国のカレッジでプレーしていた時にたくさんのお客さんの前でプレーした機会があったので、緊張するというより、ゲームに集中しようというマインドでしっかりとゲームに入れることができたので、肩に力が入ってプレーができないというより、この環境を楽しんでプレーができたと思います」と、MVP受賞の喜びと共に、チームの連勝を喜んだ。
MVPを獲得したアンジェロ・チョルにSUNTORY「DA・KA・RA」1年分が贈られた
試合後、早水将希ヘッドコーチは「昨日とは違い、少し肩の力が抜けた状態、出だしから良いディフェンスからオフェンスに繋がったと思います。得点もしっかりと取れていたんですが、何よりもディフェンス面で前半29点に抑えられたところが勝因に繋がったかと思います。もちろん、金沢もケガ人がいたりして万全の体制ではない中、我々も自分たちのスタイルをやり続けるという所で勝利を手繰り寄せられたのではないかと思います。昨日同様に、第3Qも気持ちが入ったディフェンスからしっかりと得点を取れてたのが良かった。自分たちのスタイルをしっかりと1試合を通して貫き通したことが良かったと思います。チームとしては、昨日も上田がケガをしたり、宮田さんがいない状態でガード陣が手薄になっている状態ですが、チーム全員でボール運びの所を意識しながら、ミスを少なく抑えられたということが良かった点かと。まだまだ修正する点はありますが、来週は上位チームの岡山さんとの試合ですが、しっかりと準備をして戦いたいと思います」と試合を総括するコメントを寄せた。
試合後、東京Uの選手、スタッフたちが観客の感謝の気持ちを伝えた
試合前に、東京ユナイテッドFCのホームタウン・文京区の成澤区長も来場し、熱いメッセージを送った
サブアリーナで行った東京ユナイテッドFCのキックブースも盛況
子どもたちにも大人気のバスケットボールシュートチャレンジ
有明アリーナ(メイン)で行った試合には、多くのチームボランティアが参加した