チームは今春、青井大祐代表が自身の子供が通う新北島小学校’(大阪市住之江区)の6年生メンバーでのチーム結成が少人数のため困難となり、同じ境遇の同区内小学校にも声をかけ、そのメンバーを協会4種登録し結成した。現在、同小学校や住之江小学校を中心に、住之江区内小学校から小学1~6年生で約50名が集まっている。
基本的に、選手はそれぞれ通う小学校チームに所属し、週末土日はそれぞれのチームで練習を行う。「ラソミーゴ新北島」のメンバーとしての練習は、平日月、木の週2回、新北島中学校グラウンドで行い、週末に試合があるときは、それぞれのチームからメンバーが集まる。
月謝は驚きのなんと「0円」。中学校側の厚意でグラウンド代、照明代など免除され、ユニホームなどの備品や土日祝の試合、大会参加費などの必要経費以外は一切かからない。
青井代表は「学校側、地元のみなさんの協力のおかげで活動できている。感謝したい」とまず感謝の言葉を述べ、「選手はそれぞれの小学校、チームで練習をしてきているので、型にはめた教え方をするわけではない。ヒントをあたえて、子供たちそれぞれの100%の力を引き出してあげたい」と話した。
選手個々としては、それぞれのチームで4種大会の経験のあるメンバーもいるが、「ラソミーゴ新北島」としては、初の4種公式戦となる。くら寿司カップ初戦は、21日対東百舌鳥戦で、青井代表の大学時代の同級生が担当しているチームとのこと。「300チーム以上ある中で、偶然にも当たってしまいました(笑い)。選手全員でハードワークをこなし選手個々の自由なアイデアに任せる。楽しみです」と笑顔で話した。
チームキャプテンは横山優斗くん。この取材時に、チーム全員による多数決、「ゆうとしかおらんやろ」、「ゆうとの他に誰がおるん」などの声が上がった結果、キャプテンに決まった。サッカーを始めたのは、地元フットサル施設でのスクールで蹴り始めたのがきっかけ。その後、新北島小学校のチームに入団し、5年時には4種公式戦も経験している。「ラソミーゴ新北島」でのポジションはCBで、「憧れの選手は、吉田麻也選手。リーダーシップに憧れている。守備の要として、相手ゴールを許さない。ボールを奪って、味方にパスをつなぎ、得点につなぎたい。」と力強く話してくれた。
チーム:Instagram
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