富田林中央JSC(ジュニア・サッカー・クラブ)は、1967年に創設された。年長から小学6年まで35人が在籍。毎週土日の午前中に貴志グラウンドなどで練習を行い、水曜日は小学校の体育館を借りて午後7時からトレーニングをしている。
コーチ陣は、すべてボランティアで10人。山田義一副監督は「勝ち負け関係なくサッカーを楽しみ、その中で試合に勝てればいい」と、あくまでも楽しむことに主眼を置いた指導方針を話す。アットホームな雰囲気の中での練習には、チームOBが手伝いに来るなど卒団後も絆は固い。
また、16年前に始まった毎年12月30日に開催される「山田杯」にはOB約100人が集まるイベントになっている。近くの中学グラウンドで5人が参加して始まったというが、今では会場を手配しなければならないほど盛況。卒団時には「12月30日に合おう」と子供たちを送り出す。入部は随時受け付けており、興味があれば練習見学・参加が可能。どのタイミングからでも加入できるようになっている。
キャプテンを務める鎮守駿之介君は元々トップでプレーしていたが、5年生の終わりにキーパーにコンバートされた。「横っ飛びでシュートを止めた時はうれしい」とGKのポジションを気に入っている。センターハーフの隆之介君は双子の兄弟。チームは「みんな仲間思い」と雰囲気の良さを自慢する。
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